Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

眼の使い方について

タイトルの通りの眼の使い方なんですが、メンタルにも関わる部分なので、一回のブログでは書ききれないです。

 

まだまだ僕も勉強中で、少しずつレッスンでも使っていっている内容です。

 

先ずは簡単なのから。

 

単純に打つ時に前を向いているか?

と言うものです。

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ストロークなどで「距離感が取れない」と上手くプレイすることが出来ません。

では距離感が取れないのは何に対してでしょうか??

 

人間の眼は奥行きを見るのが苦手だと思います。眼鏡をかけたりコンタクトをしている人は「近いもの」や「遠いもの」が見にくくなっているからですよね??

 

これに対して片目でものを見ると遠近感が取りにくいですよね?両目で立体感を感じるのが眼の役割です。

 

なので、ボールに対しておでこを向けて真っ直ぐ両目で見るのは非常に重要です。

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しかし意外とテイクバックした時に、顔が横を向いたり傾いたりしている選手が多いです。

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こう言った選手をトレーニングしていると、身体のアライメントが崩れていたりする事が多い事も事実です。

どちらが先かは分かりませんが、バランスの崩し合いであるテニスではかなり不利なのではないでしょうか??

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僕自身が右目が見えなくなって、距離感が取れなくなったり、身体の右側の筋肉の張り(特に首)が酷くなったりしていますし、今迄は左腰の腰痛が酷かったのが右腰に変わったりしています。

 

身体が出来上がって、体重が増えて、取り返しのつかない状態になる前に、オンコートの指導にこだわらずオフコートのトレーニングなどを積極的に入れて、矯正していかないと。 

 

 ショットのバイオメカニクスやゲーム性なども重要だし、コーディネーションも必要だと思いますが、生理学的に無理な状態では正しい動きにはなりません。

なにより恐ろしいのは本人にとってはその「傾いたバランス」が当たり前と思っている事です。

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全てをカバーする事は難しいですが、優先順位を考えてチャレンジし続けたいと思います!