ストロングポイントを作ること
レベルを問わず、強い武器があることは「上手い」ではなく「強い」プレーヤーには大事なことです。
もちろん一つよりも二つ、二つよりも三つあればいい。
ただその数が少なくても、組み合わせやパターンの作り方で、多数の武器を持つことと同じになる。
自分のテニスのストロングポイントはどこか?と聞かれて、即答出来る選手は何人いるだろうか?
最近は皆ラケットワークが上手く、一見して弱点が少ない様に見える。
しかし同時に、自分の武器を自覚出来ているジュニアは少ないのではないでしょうか??
「メンタルが弱い」と敗因を自己分析をする子も多いが、実はしっかりとした武器がないままで試合に挑んでいるのではないだろうか??
武器があると、(しっかりと時間をかけた練習に基づいた)自信をもたらしてくれます。
もちろん、その武器を磨く時間も必要です。
一年中試合に追い立てられて、武器を磨く時間をさけないと、次のシーズンに必ず障害となります。
増してやカテゴリーが上がって、上のレベルとやる時に、ただ負けるだけの試合になって、自信を失いかねません。
しっかりとオフシーズンをとって、武器を磨く。
その武器が上に通用するか、ワクワクしながら試合に挑む事が、メンタルタフネスにもつながるのではないでしょうか??