2013-01-01から1年間の記事一覧
無事、小浦塾2013を終えました。前回はジュニアが参加せず、まさに塾でした。午前は座学。午後はオンコート。オンコートもプロのプレーヤーが行なっていました。理論や内容が多過ぎて、帰ってからまとめた時に、膨大な量になったのを今でも覚えています。今…
小浦塾4日目。色々な学びや気づきを得られて、非常に充実しています。ここで聞いた内容は僕には常識の事なんですが、一般の方には非常識な事が多いかもしれません。参加したジュニアの中でも、その誤解はあるみたいです。誤解を恐れずに言えば、テニスを知っ…
一昨年ぶりの参加になります。小浦塾2013。一昨年はコーチのみでの講習会でしたが、今回はジュニアを参加させての練習会。しかも期間は一週間!一日目から濃い内容で充実しています。僕がこういう講習会で気にしているのは、「いい質問を探す」と言うことで…
こうして色々とテニスに関して試していると、自分の中ででも様々な矛盾が感じられる。で、矛盾はもちろん疑問に変わる。人間の身体もテニスも難しいものだから、きっとずーっとこれが続くのだろうなと思います。そんなに気分のいいものではありません。(笑…
先日ある記事をキッカケに、古武術の本を購入しました。テニスに応用できる内容があるのなら、と期待を込めて買いました。結論から言うと、かなり面白くてテニスへも使える内容でした。主にフットワーク系が面白かったですね。動きのスピードが大事なスポー…
ファンクショナル・トレーニングを始めて二ヶ月程経ちます。スタビリティ=固定する関節モビリティ=動かす関節を意識してトレーニングすることは、テニスという競技においても、非常に重要だなと思います。小さい子にも「お腹凹ませて、力入れたまま打つ」…
ちょっと間が空きました。「世界に出る」と一言で言いますが、その意味を書いてみたいと思います。基本的には国内のインターハイなどを目標にしている選手がいる場合でも、世界のジュニアの話をします。本人は「俺には関係ないよ。」と聞いているかもしれま…
今までは忘備録的に書いてました。内容もほとんど機械的に。でも、ちょっと日記風に変えていく事にしました。少し読んでて楽しんでもらえる部分を入れようかな?と思って。あまりにも自分で理解出来る事で帰結してるので、せっかく書き溜めてるんだから読ん…
フットワークには三種類のものがあると思います。「リーチ」「パワー(ショット)」「リカバー」です。今、自分のショットがうまく行かない理由は、意外とこのフットワークのうちのどれかが出来ていない事が多いのではないでしょうか??特に1.と2.のフットワ…
僕の大好きな文章を書く人に、古賀洋吉さんという方がいます。もう、めちゃくちゃ好きな文章を書く方で、いつもブログやTweetを見て励まされたり気づかされたりしています。「古賀さんのブログ」http://yokichi.com/本人に許可とってないんですが、こんな僕…
大人のレッスンでは、基本的には特別な事はほとんど教えません。基礎の技術練習ばかりです。しかし、基礎の技術練習を球出しでしっかりやって(ここまでは出来ます)、で実際ラリーでやってもらうのですが、そのまま出来る人はだいたい5割位です。その後試合形…
前回に身体のスピードとボールのスピードのバランスが大事、という話を書きました。身体のスピードは本人が分からないので、コーチが注意深く観察することは凄く大切だと思います。それとともに最近はポイントの取り方についても話をたくさんしています。ジ…
前回にスタンスによって移動が早くなった、と書きました。特に14歳以下位から身体がある程度できてくると、自分の打つボールがスピードが出てくるのが本人でも分かります。速いボールはカッコイイし、一発でポイントを取れることが多くなります。また、テニ…
以前にスタンスの事を書きましたが、今回は広さについて。最低でも肩幅は欲しい。股関節の柔軟性や筋力にもよると思いますが、肩幅というより股関節の真下には足首がある形は保って欲しい。で、最近ジュニアの動きを見て思うのが、ボールに近づく時にスタン…
先日テニスマガジンの記事を書きましたが、同じ号を流し読みしてた時にある記事に目が止まりました。それは金子英樹プロのイベントクリニックの記事で、これからのジュニアに大事なテクニックを四つ紹介されていました。記事の内容も面白く、楽しく読ませて…
2013年12月21日から五日間、宮崎シーガイアテニスクラブにて、小浦塾が開催されます。伊達公子選手や浅越選手を育て、日本テニス協会のGMやフェド杯監督など数々の役任を経験されてきた、小浦猛志コーチのコーチ向けの研修合宿です。様々な角度からテニスの…
テニスマガジンの記事で、道上先生が書かれていた内容が非常に感銘したので、忘備録としてここに書きます。特集内容としては、脱・手打ちだったのですが、最後に書かれていた以下の文は常に心に留めておかないとな、と思いました。「木を見て森を見ず」では…
先日あるコーチのクリニックで、いい選手はショットの70%程度をしっかり構えて打つと言う話を聞いた。その割合が低い選手は、安定性に欠けるから勝てない、と。別の記事で(ショーンボーンだったかな?)ジュニア選手は70%程度がセンター付近のゾーンにボール…
ストロークを打つ時に、キネティックチェーン(運動連鎖)の事をよく聞きます。先日あるジュニアを見て思ったのですが、キネティックチェーンのスピードも見ないとダメだなと思いました。形だけは出来ているけど、実際はチェーンになっていないのです。ストロ…
テニスのショットでどの局面が一番大切かといえば、インパクトが一番大切ですよね。千分の2秒くらいしかないその時間が唯一自分がボールに影響を与えられる時間です。そのインパクトへの準備やフォローが、ミスをしないストロークには欠かせない要素です。良…
良くスクールでは横を向くと言いますが、スピードの向上の上で飛んできたボールを判断して肩を並べる入れて打つ準備をする事が早く出来るのは、非常に重要だと思います。準備を早くしてショットのアンフォースドエラーを減らしたり、相手にコースを隠したり…
テニスに限らず、走るのはスポーツの基本です。ただ量を走るのも重要です。量を走れるエコノミーなフォームというのは、体幹を使ってると言うことですから。もちろんフォームや力感なども大事なので、20m前後の距離のダッシュはテニスには必要なのではないで…
前回に続いて、楽天オープンを見に行って考えたことを。前回書いたように、サービスの内容が変わってきた事が印象に残りました。つまり、サービスとその後の一本目との組み合わせや、その後の展開にバリエーションがないと、サービスのバリエーションが意味…
日帰りで楽天オープンを見に行きました。試合はセンターコートが全てファイナルまで行く試合で、雨がちで試合数は少なかったとはいえ、なかなか楽しめました。そこで自分なりに気づいた事を忘備録代わりに書いておきます。先ずは行く前から考えていた事です…
初めてテニスを習う時に必ず言われるのが、「横向いて右足に体重かけて。打つ時に打ちたい方向へ体重移動する。」です。これを否定する気はありませんが、少しこの事について思うところを書いてみたいと思います。先ず何故横を向くのか?を説明するコーチは…
海外の環境では、ハードコートのせいか、空気のせいか、ボールはかなり弾みます。しかも185cm越え位の身長の選手が肩より上の打点から、ギャーギャー言いながらボール潰して打ってきます。そうした時に身長が低い日本人として、「肩より上の打点でしっかり打…
最近流行りの?ファンクショナルトレーニングをやってみて気づきを得た事。ファンクショナルって言っても、コアトレーニングやスタビライザー的なものからプライオメトリクスまで、多種に渡る。要はそれを上手くデザインして、総合的な動きのトレーニングを…
最近あるコーチと話していて、言われてからそれっておかしいんじゃない?と思った事を。選手が上のカテゴリーやステージに上がる時は、何をもって上がろう!とするのだろうか??例えばITFの試合に出て、世界のジュニアと戦いたい!とする。例えば全日本ジュ…
ここ最近は大人にも子供にもスプリットステップをかなり細かく指導してます。出来ているつもりでも、なかなか出来ていない人がほとんど。さすがに大人にはパワーポジションとは?なんて話はしませんが、ジュニアには口を酸っぱくして伝えてます。ただ、地味…
伸びるジュニア選手ってどんなのか考えた時に、自分の経験から言うと「どっぷりテニスにハマってる」子が先ずは第一条件ですね。ハマるとテニスにかける時間が長くなります。それは練習だけじゃなくて、興味を持つ事柄もテニスに関する事にシフトして行きま…