Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

世界に出るということ。

ちょっと間が空きました。

「世界に出る」と一言で言いますが、その意味を書いてみたいと思います。

基本的には国内のインターハイなどを目標にしている選手がいる場合でも、世界のジュニアの話をします。
本人は「俺には関係ないよ。」と聞いているかもしれませんが、僕的には色々な意味を持たせて話してます。

一部ですが、二つほど。

一つ目としては、現状に満足せずに上のLevelを貪欲に求めて行って欲しいという事。
上のLevelに行けるかどうか?は上のLevelに行ってみないと分からないです。
つまり「求めて、行動しないと分からない」んです。

行動してみないことには、欲は湧かないです。
欲が湧かないことには、そのための努力もしないです。
その努力を続けるプロセスが重要だと思うからです。

そのためにも自分と同じ年代のトップのジュニアがどういう世界で戦っているのか?を知っておくことは、決して無駄ではありません。

そのためのスタートであると思うから、世界のLevelを意識する事を強く言います。

二つ目に、人間は今いる環境の中で自分のポジションを考えます。
ただし、その環境下でのポジションです。

では、その環境が変わっても、そのポジションは意味があるでしょうか?
そして、そのポジションが意味がない時に、どんな行動が出来るでしょうか?

例えば、今僕が見てるジュニアで、大分で14歳以下の1位の子が居ます。
大分にいればトップだし、九州でもそこそのランクです。

では、全国Levelでは??

以前見ていた子に、関西トップレベルの子がいました。
では、その子がITFの試合に出たときは??

どちらも現状の環境でのポジションに満足をしている子ほど、全く対応できません。
関西ジュニアベスト4なんて、なんじゃそら??です。

そういう環境の試合で、自分の実力が出せるか?です。

日本の地域のトップにいると、保護者もコーチも持ち上げます。
確かにそこに行く努力への評価も大事ですが、そこで止まってしまうのです。

選手にいかに危機感を抱かせるか?

死ぬ程練習しとかないとヤバい!と思わせるか?


そういう意味でも、世界にチャレンジさせるのは、凄く意味がある事だと思います。


f:id:teamnorth2002:20131212132151j:plain