Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

更に腕が続きます(笑)。

前腕も掌を①下に向けている時と、②上に向けている時とでは、力の出力が違うらしい。

前腕部の橈骨と尺骨が、①では交差している状態だから。②で平行になる。外転①→②の方が内転②→①よりも力が強いと言われている。
なので、ネジなどを締める動作は外転を使うと言われる。
でもそれはあくまでも前腕部のみの動きの時かな。
サーブやパンチなどは内転方向で使うし。内転方向の方が前腕部以外の力を使いやすい、と言う事なんだろう。

肩甲骨も外転の方が動く角度は大きいしね。

基本的に前腕部が回転する場合は、尺骨が中心で橈骨がそのまわりを動く。橈骨は人差し指側である。
って事は前腕部の回転動作は小指側を中心軸で回転するのが最も自然なのか?

ただ、橈骨は肘関節が伸展している状態では、上腕部とは接触してないから、肘関節のアングルも重要。

足もそうだったけど、そうやってたどって行けば、やなり腕も肩甲骨の動きが重要。
逆に肩関節や肩甲骨のどういう動きが腕の動きに影響を及ぼすのか?を考えた方がいいのかも?

腕はリラックスさせて、肩甲骨の動きに「委ねる」と言う意識が必要なんでしょうね。
これも股関節の所で書いたものと同じく、トレーニングによって腕ばかり大きくなって胸から肩関節の筋肉が弱いと、見た目よりは「使えない」のではないでしょうか??