Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

身体の使い方

眼について

先日あるレッスンでの出来事です。 ジュニア選手のサーブを見ていた時ですが、どうしてもトスをあげる時に頭を傾げるのです。必ず右側が上がって左耳が下になるくらいになります。 その結果体軸は崩れ、トスもバラつき、サーブも入りません。 最初はバランス…

スモールステップについて

テニスで1番重要な局面は??と言われれば、やはりインパクトだと思います。 バランス良く、リズムがあり、タイミングが合えば、良いインパクトが得られます。 ただそのインパクトを得られるには、いくつかやった方が良い動きがあります。 その一つがスモー…

「脱力」と「リラックス」について

つい先日にある生徒さんからの質問がありましたので、それを。 「力を抜け、脱力しろ。」と言われていて、それが上手くいかないとの事でした。 脱力?? 個人的には脱力と言うのは、全く力の抜けた状態で緊張感がないものだと思っています。 そして今回で言…

コート内の動きのスピードを上げる方法

めちゃくちゃ久しぶりに書きます。 色々とあって、なかなかじっくり書く事が出来ませんでした。 しかしアクセル数はある程度あるので、見ていて待ってもらってる方もいるのかなぁ?と思い、久しぶりに書くことにしました。 内容はタイトルの通りです。 コー…

インパクトのラケットについて

インパクト時のラケットについて、今アドバイスしている事を。 基本的に当たる瞬間はラケットは地面と垂直になっています。 スピンだから伏せ気味とかは、ほぼ無い感じです。もしあったとしても5°以内位では無いでしょうか?? そしてそれに加えて、ほぼ地面…

コントロールの順番について

遠征やキャンプが続いたシーズンが終わって、ようやく一息ついています。 アーネストではここから3カ月はじっくり腰を据えて技術の変更に取り組みます。 大きな試合の予選などもありますが、来シーズンに向けて「変わった!」と思わせる何かを作るために必要…

伊達公子選手の論文について思う事。

少しFacebookにも書きましたが、最近様々な方がシェアされていたこの記事について、個人的な考察を書きたいと思います。 伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(Number Web) - Yahoo!ニュース タイトルを見ると、「世界に…

踵を使う事について。

最近の練習でテーマにしているのは、九州ジュニア前なので試合についてがほとんどです。 ラリーを安全に攻める事。 「つなぐ」ではなく「守る」事。 「守る」だけではなく「切り返し」を考え選ぶ事。 一つ一つを確認しながらドリルに取り組んでいます。 ただ…

舌について。

6/11でアーネストも3周年を迎えました。 本日から4年目に入ります。 正直に言うと、順風満帆とは行かないです。でも、初心を忘れず取り組み続けたいと思います。 先日Twitterにてこんな記事を見つけました。 超簡単!全人類がやったほうが良いワークはこれ!…

足を着くと言う事。

アーネストで指導する時によく話す話として、「歩く時に人間はどこから動くか?」と言うものがあります。 例えば右足を前に出す時なら、まず動くのは左肩からです。 これはテニスの動作もほぼ同じで、右利きのフォアハンドなら、準備は左肩が動く事から始ま…

テニスシューズについて

最近ジュニア達に足に関するトラブルが多い。 「勿体ない」と言う気持ちは本当に分かるけれど、もう小さくなった靴をいつまでも履くのは絶対良くない。 足指も動かなくなって、結局膝や股関節に痛みが出てしまう。特に成長痛が出る子ってコレが多い。 物を大…

人体機能について

先日出版された小浦先生の著書「華麗なる技〜千変万化の術〜第一部」から、僕の感じる所を少しずつ書いて行きたいと思います。 人体機能へのアプローチについて、指導に関わる者ならば知りたいと思う部分ではあると思います。 よく小浦塾で教えてもらえる内…

重心のコントロールについて

アーネストのプレイヤーズクラスは13〜15日のお盆の期間に昼練を行なっています。 夏の大分県の大会が終わり、後は月末の大会に備えて、強化練習をしました。 結果がコーチとして全く満足のいかないものだったのもあります。自分の力不足を本当に感じました…

身体のインパクトについて

最近のレッスンで取り組んでいる事で、「前に(上に)縮む」と言うのがあります。ストロークなどで、「軸足を決めて力を溜めてインパクトに向けて力を出してボールに伝える」みたいな事はよく雑誌などでも目にします。 確かにそれ自体は間違ってはいないと思い…

「捻り」について

たまに生徒さん達からのお話で「腰を捻るんでしょ?」と言う意見を聞く事があります。 「うーん、腰はあんまり捻れないですよ…。」とお答えしています。捻る事が出来ないわけではないですが、実際腰椎の可動域って15°あるかないか?位だったと思います。 捻…

身体を「締める」事について。

5月のアーネストでのテーマは、身体を「しめる」事です。 力を溜めて出す事は様々な雑誌の特集にも出ていますが、出した後に縮んで締める事はあまり書いていません。 インパクトって日本語では打点です。 打つ「点」です。押し出すとか、そう言う感覚では無…

はじめの一歩について

マッチタフキャンプ から帰って来て、課題をこなす毎日です。 先日行われた大分県の大会でも、アーネストのジュニア達はしっかりウォーミングアップに取り組んでいました。 まだ始めて2週間程ですが、結果に結びつかなかった選手も、「全力を出せた」「足が…

うねりとしなりについて

ここ最近のレッスンでようやくこんな感じかな?と掴めてきたので、サービス練習の時にうねりとしなりについて指導しています。 年末の宮崎県で行われた小浦塾にて、石川先生の講義で指導された内容です。 凄く興味と必要性を感じて聞きました。指導内容も凄…

腹式呼吸その2

前回の投稿後に、実際選手達に腹圧と腹式呼吸を体験してもらいました。 小浦塾での石川先生の講義の映像を見てもらい、腹圧を自身で確認した後にスプリントドリルを。 須佐優翔選手にはトレーニングベルトを巻いてやってもらいました。 その後のドリルやラリ…

腹式呼吸について

今回の小浦塾Winter Camp2017ではいくつかのテーマがあり、それに沿ってトレーナーの方々のドリルや講義を行い、オンコートでの小浦先生からのドリルがありました。 どれもかなり大切なものですが、その中でも「腹式呼吸と腹圧について」の講義が個人的には…

小浦塾Winter Camp 2017スタート!

Day 1 朝から宮崎県向けて車で移動しました。 3時間かけて久しぶりのシーガイアテニスアカデミーへ! 今年も小浦塾のシーズンが来ました。 たくさんのインプットと気づきを得られる貴重な機会です。 朝はミーティングでメンタルの指導からスタートです。 集…

フットワークドリルについて

今フットワークドリルについて行っているのは、アジリティを中心として動きと重心を考えたドリルです。 気温が下がって来たのもありますが、個人的にfacebookなどを見ていて、色んな方々が色んなフットワークドリルを出されているので、「じゃあアーネストで…

基本、土台について

最近のベーシッククラスの指導で、「歩いてテニス」でストロークの指導をしています。 歩く、走る、はテニスの基本。 スイングの事はたくさん情報がありますが、フットワークについては凄く少ない様な気がします。 フットワークには2種類あると話しています…

ゆっくり打てる事の重要性

だいたいブログが月一になって来ました(笑)。月初めに書く様にしていますが、気が向けばもっと書きたいなとも思っています。 今月プレイヤーズクラスでは、ゆっくり打つ事をテーマに様々な内容を考えて練習をする予定です。 ゆっくりと言ってもボールをゆ…

小浦塾Summer Camp 2017

今年も夏休みの終わりに宮崎県シーガイアテニスアカデミーで開催される、「小浦塾Summer Camp 2017」に参加してきました! 毎回毎回新しい気づきを得られる、僕にとっては欠かせない貴重なキャンプです。 今回のテーマはスピード! ただ動くのを速くする、と…

呼吸について

ある記事を読んで、気になったのでシェアを。 呼吸と一言で言っても呼息と吸息で使う筋肉が違う、と言う記事でした。 「腹から声を出す」と言われますが、腹には肺がありません。 呼吸に使う筋肉を使うわけです。 見てわかる通り、吸う筋肉は上に多く、吐く…

指導の難しさについて

ただいま悩み中。 内容を教えるときに、「何を教えるか?」ではなく「どう伝えるか?」が難しい。 分かりやすい方が良いのか?各パーツ?毎に指導したらいいのか? どう言う手順ですすめれば良いのか?全部をまとめて教えられる方法はないのか?一番慣れてい…

新年度スタート!

4月に入り新年度がスタートしています。 3月いっぱいで卒業していったジュニアもいます。 春は出会いと別れがたくさんです。 新年度から新しいメンバーも入りました。 14歳以下で大分県ではトップクラスの選手です。 こう言う時に感じるのですが、(テニスは…

サービスの時の注意点

サービスの時の注意点として、今プレイヤーズクラスで指導しているのは、「顔の向き」です。 年齢が低く、スイングスピードを身体で出さない時期にスピンサービスなどを指導されると、身体の使い方として間違った方向へ進みがちです。 結果として年齢が上が…

胸郭の捻りについて

最近レッスンの中で胸郭を捻る事をテーマに取り組んでいます。 新潟県での時間で、小浦先生と話している時にアイデアをいただきました。 背骨の中で一番可動域が広いのは首です。 その次は胸椎なんですが、そこが、特にバックバンドで、使えていないジュニア…