上手くなる要素とは?
テニスは他のスポーツと比べても覚える技術が多いと言われます。
それだけに長く楽しめるスポーツでもありますし、技術によって体力のカバーが出来たり、メンタルによって技術のレベルかわ変わったりしますので、一概にテニスを上手くする、上手くなると言っても様々な要素があり過ぎます。
良く「心技体」と言われますが、「技体心」と言う方もおられます。
なかには「体技心」と言う方も。
順序は教える方や習う方によっての個性とも言えますが、要するにこの三つのバランスが大事なんでしょう。
僕が心がけているのは、
- 誰もがやらないければいけない練習(基礎練習など)
- 今の試合を勝つ為にやらなければいけない練習
- 将来のテニスを見据えて取り組むべき練習
の三つに分けて、それぞれの心技体を考えてレッスンしてます。
もちろん全てを出来るわけではないので、その必要な物の中で優先順位を付けるのですが、それがコーチの個性になったりしている所もあると思います。
特に2と3に言えるのは、選手に納得してもらうには逆算が出来ないといけないと言う事です。
夏休みの宿題を終える為に、8/30になってから慌ててやるのでは間に合わないのです(笑)。
特に子供は時間軸がないので、危機感を煽って追い込まないと、なかなか自分からは動けません。
そう言う意味でも環境と言うのは重要だと思います。
強い選手と練習するのも大事ですが、その強さの理由を直接見ることの方が何倍も重要です。
やはり勝ち続ける選手は上記の要素がシッカリしていますし、勝てない時期があってもやり続ける強さがあります。
それは日常生活から。
結局そう言う部分で、キチンとテニスの為に何かを犠牲に出来る人が強いのかもしれませんね。