Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

ポジションその他について

ポジションは前後及び左右を考えなければ行けないが、意外と前後を動けてない人が多い。

人の目は奥行きを見るのが苦手。
それが理由なのかもしれないが、前後をしっかり見て早く反応すると言うのは、ポジションだけではなく打点を安定させるのにも大事なポイントなのかもしれない。

実際にネットに近いポジションから徐々に後ろにポジションに移しながらラリーをすると、小さな子供でもかなりラリーは続く事が多い。
左右にボールがまとまらない子も、打点が左右に散らばると言うよりは、前後のタイミングのズレで崩れている事が多い。

奥行きを見ると言うのは、ミスを減らす一つのポイントである事は間違いない。
ゲームの中でも、チャンスボールを早く見極めて動けるかどうか?にもつながってくるし、ネットプレイでの落ち着きにもつながってくる。
また、スマッシュにもつながってくるんじゃないでしょうか?

しばらく「奥行き」と言う空間を考えて指導をしてみようかな。
先ずは自分自身がプレイの中で意識してみて、何が起きるか?を試してみたい。


前にも書いたが、本や情報などを得た時に、そのままそれを指導に使うのではなく、自身でやってみて内容や感覚を掴んでおくのは凄く大事だと思う。
結局選手にはその感覚が共有出来るか?が伝わるのかどうかにかかってくる。
伝わらない情報や指導は余り意味がないし、自身が経験してない指導内容は、選手にも薄っぺらく聞こえるのではないか?

可能な限りは、自身で体験して咀嚼してから指導に使う様にしている。

また一つの情報でも、自身の経験の上で以前経験した内容とつながり、新しい気づきを得られる事がある。その瞬間の気持ちよさったら、たまらない(笑)。

またそれが選手につながって、しっかり伝えられた時なんかは、凄く楽しい。
やはりこの職業がすきなんだな、と自身で確認できる瞬間の一つです。