投げるということ。
小浦塾での学びを毎日のレッスンで試しているのは、中々に充実しています。
今回も情報量が多くて、自分の理解を深める事だけでも精一杯ですね。
今回新しく行われたのが、違うスポーツの方からの指導でした。
野球で本格的に投げ方を指導されている方からの内容は、非常に面白くて刺激的でした。
テニスでも往々にしてあるのですが、一般に言われている動作の誤解も、分かりやすくご指導いただき、直ぐに使える内容でした。
石川先生にお聞きしたところ、
「戦術や戦略は違うかもしれないが、基本的な身体操作に関しては、テニスと野球はほぼ同じ。」
との事でした。
野球に限らずですが、石川先生が長岡市で行われているスポーツコーチャーズネット長岡の内容をお伺いすると、全てのスポーツは身体操作という観点から見れば、絶対基本は同じなのかもしれません。
子供達の運動能力の低下がハッキリ数字となって出てきている現代に、非常に重要な話なのかもしれません。
投げ方を指導した上で、サービスをすると全く打ち方が変わるジュニアも実際たくさんいました。
石川先生の内容は決して難しいものではないので、導入もしやすく楽しめるものでした。
小浦塾を終えて帰ってからも、撮ってきた映像を何度となく見返しています。
未だ一般のスクールでは、サービスの投げ方として、「身体をひねって斜め上を狙って遠投する。」と指導されています。コーチ本人がそう打っているわけではないのに、そう指導していることに対して、疑問を持たずにいるのでしょう。
僕自身も自分の思い込みで、指導をしている部分があるのでは?と常に問いかけながらレッスンをしないといけないな、と自戒するところです。
「これが当たり前」と決めつけて思考停止をせず、常にアンテナをはって色んな情報や感覚に敏感になることを忘れずにいたいと思います。