サービスの集中力
サービスを打つというのは、他のストロークと比べて独特の集中力が必要です。
もう既に動いている状態ではなく、静止した状態から自分でリズムを作り打たなければなりません。
例えるなら、書道です。
真っ白の半紙にまず最初に墨をタップリ付けた筆を降ろす時。
その一筆目。
雑にとりあえず降ろすのではなく、自分で集中しきって、書きたい文字がイメージ出来たら、自分のリズムで降ろす。
それは他人から「はい!今!」と言われて出来るものではないのです。
普段のサービス練習の時に、こういう集中力を考えて練習をしているかどうか?は試合でのビッグポイントでのサービスに凄く影響してくると思います。
スクールのサービス練習のように、「こなして」いるだけでは分からないのです。
事実、サービスが苦手なのにトスを選ばずに打ってしまうジュニアはかなりいます。
それは自分の技術が習熟してないからか、サービスの集中力がストレスにつながっている可能性があります。
そこをキチンと理解させてサービス練習をしないといけません。
技術だけではない部分がかなり大きいと思います。