Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

レッスンのネタ④

懲りずに押します(笑)。
とりあえず飽きるまで(笑)。

回転をかける事はテニスの上達には欠かせない事です。
ただ回転をかけることを正しくとらえているかどうかは、一般の生徒さんを見ててもかなり微妙です。

どうすれば回転がかかるのか?
それは打ちたい方向とは違う方向へ振れるかどうかだと言えます。

f:id:teamnorth2002:20140316233447j:plain

基本的にボールはラケットのスイングの方向に関わらず、ラケットの面が向いている方向へ飛びます。
トップスピンなら、面が地面と直角であれば、真下から上へと振り上げるとボールは前へ飛び、縦の回転がかかります。
スライスはこの逆ですね。
なので、基本的にインパクトは地面と直角になります。
スピンだから面を伏せるということはありません。
プレイヤーとしての感覚としてそう言う風にボールを捕らえるということはあるかもしれませんが…。
f:id:teamnorth2002:20140316233609j:plain

前に飛ばしたいという気持ちが強くなって、打球方向へラケットが動けば動くほど回転数は減ります。
その回転数をどれだけ上げるか?と言う事をコントロール出来るかどうかが、スピンを操れるかどうか?になります。

また、最初はスピンをかける時はボールを点で捉えるイメージがいいと思います。
例えるなら、地球儀を回す時です。
速く回そうとすればするほど、点でとらえる事になるのが分かりますね。面に沿って動かしているうちは、回転数は落ちて行きます。

これを理解してもらってからスピンのドリルに取り組んでもらうと、習得のスピードは違います。


また、理屈としてはストリングスにボールが当たる時に、ストリングスがたわみますよね?
その時にストリングスの目が大きくなります。

そしてストリングスのたわみが戻って、ストリングスの目が元に戻る時にスピンはかかるのです。
インパクトは千分の何秒かですが、こういうイメージをもって回転をかけにいくと、実際かかる回転数は違います。

f:id:teamnorth2002:20140316233634j:plain

お試しあれ!