レッスンをして思うこと。

必ず！とは言えないですが、コーチ側から見ててレッスンを受けて上達の早い遅いはあります。

上達しない人はいないんですが、そのスピードの事ですよね。

早い人に多いのは、言われたアドバイスを取り入れてすぐにその場で素振りする人ですね。

基本的に僕はクラス全体にはアドバイスは少なく、個人的にアドバイスは多くしています。

いくつかのアドバイスをした時に、人間が処理できるのは二つくらいでしょうか？

なのでそれ以上になると、箇条書き的に頭で考えながら打つより、まずそのアドバイスを全て行なった素振りをして、イメージを固める事が大事です。

 

多分コーチ側からは、一つのチェックポイントに対して、いくつかの出来ていない原因をアドバイスしている事が多いんです。

なので、コーチ側からすれば言っている事は一緒なんですよね（笑）。

しかし、受ける生徒からすればたくさん言われて混乱することもあると思います。

なので言われたらすぐにその場で素振りする事が本当に重要なんです。

また、テニスの上達は上昇カーブを描くのではありません。

階段状になっていて、しかも覚える技術が上がると階段の平面の方が長くなり、上がるのが少しになります。

しかし、平面に感じても確実に上がる事へは向かっています。

よく生徒さんに「上手くなりましたよね。」と声をかけると、ほとんどは「自分では分からないんです。」と答えられます。しかしまわりの人に聞くと、やはり上手くなってる。

一生懸命やってるうちに、いつの間にかというのが上達なのかもしれませんね。