Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

身体のアライメント

今はもう試合シーズンに入っているので、基礎練習とゲーム形式の繰り返しなんです。

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その中で、最近見だしたジュニアで中1の男のコがいます。
この子が年齢の割に大きい方なんですが、今まで全くトレーニングをやっていなかったらしいのです。

テニスのレベルは低くは無いのですが、パワープレイで押すタイプだけに、この後が心配です。

12歳以下ならば、
ある程度しっかり打てる
ある程度しっかり走れる
のどちらかが出来れば、そこそこ勝てると思います。

しかし中学生になってくると、打てて走れるのが当たり前になってきます。
そうした時に、小学生の時の勝ち方だけでは、もう勝てなくなってきます。

その時のために、コーチ側が誘導して12歳以上で勝つ為のテニスを、先を読んで育てていかねばならないと思います。

その一つにトレーニングがあると思います。
本格的にガンガンやらなくてもいいかもしれませんが、テニスの練習イコールトレーニングは当たり前という事を知っておいてもらわないといけないと思います。
トレーニングを習慣づける事をする。

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先ほどの彼は、体幹も小学生の女の子より弱くて、身体のアライメントもかなり崩れてきています。

左右の肩峰の高さはめちゃ違うし、背中から見ると肩甲骨の高さもかなり違います。
もちろん足の長さも違うので、ここから更に骨が伸びきって体重が増えてきたら、腰痛などの怪我につながってくるのではないでしょうか??

トレーニングで全てが解決出来るとは思いませんが、ある程度の予防にはなると思うし、本人が関心を持つ事が何より重要だと思います。

現在の彼のテニスも、その場で打つのはいいのですが、本人が動けるスピードより少し早いスピードで動かすと、我慢できずにバラバラになって力任せの打ち方になります。
つまり自分よりレベルの高い選手のボールのペースには、力任せでしか付いていけないという事ですよね。
同学年の比較的バランスの良い女の子と比べると、その差は歴然です。

僕も知識として知っていましたが、久しぶりにこんなに左右差がキツい子を見て、「あー、こう言う事なんだ…。」と。

自戒すると共に、彼のテニスが少しでも改善される様に頑張りたいと思います。

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その一つとして?先ずは自分がトレーニングをして、肉体改造をしないとなと思いました。
上の写真は一昨年のスーパージュニアの選手控え室らしいです。
トレーニングしているのはコーチの方々。

以前修造チャレンジを見学させていただいた時も、ボブ・ブレットは凄い身体をしていました。

僕自身が現在ちゃんとテニスが出来る状態ではないので、出来ることから取り組んでいって、少しでもジュニア達に良い影響が出ればなと思います。

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