小浦塾SUMMER CAMP2015
今回はほぼ毎日の練習で、大まかな流れは同じでした。
①中原コーチのウォーミングアップ→スプリントドリル
②大石コーチのノルディックウォーキング
③ストローク球出し練習
④ヒッティングパートナーとのラリー練習
の流れでした。
例年よりレベルが少し低くて、不慣れなジュニアが多いのもあり、かなりゆっくりペースでした。
しかしその分「出来ない」→「出来る」がハッキリ出るジュニアがたくさんいました。
特にスプリントドリルとバウンディングは、目に見えて上手くなって行きました。
それとともに肩甲骨がしっかり使える子が出てきて、ストロークのダイナミックさが変わっていきます。
ストロークがダイナミックになっていくと、土台をしっかりしなければバランスを崩します。
その為股関節を使ってスタンスを開いていかねばなりません。
今回はほぼ全員が、最終日には広がっていたと思います。
結果、ビックリするほどリターンがめちゃ良くなりました。
またスタンスを開く事を伝える時の言い回しが勉強になります。聞いてしまえば「あー、なるほど。」と思いますが、僕にとっては「そう言う言い方もあったのか!」と目からウロコの話もたくさんありました。
コーチあるあるだと思いますが、同じ事言ってても言い方変えるだけで出来るようになるパターンは良くあります。
この「言葉探し」や「例え探し」が難しいんです。
今回僕が特に面白い!と感じたのはストローク時の「呼吸」の話でした。
頭では分かっていましたが、小浦先生が少し種明かし?をしてもらいまして、「あー!アレとつながってたんやな!!」と言うのが多々ありました。
逆をつかれた時に弱い子や、どうしても腰高になる子や、打った後が悪い子や…
いわゆる「バランスが悪い」と言われている状態が、「呼吸で矯正出来る」と言う可能性が見えました。
指導方法はこれから自分の言い方を考えていかねばなりませんが、多分それを考えてる途中にも新しい気づきがあると思います。
そう言うのをワクワクする気持ちは、何歳なっても変わらんなぁ、と思いました。