Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

楽天オープン2013を見に行って感じたこと

日帰りで楽天オープンを見に行きました。
試合はセンターコートが全てファイナルまで行く試合で、雨がちで試合数は少なかったとはいえ、なかなか楽しめました。

そこで自分なりに気づいた事を忘備録代わりに書いておきます。

先ずは行く前から考えていた事ですがサービスのスピードについて

最近は220km/hとかのスピード勝負(笑)みたいな選手が少なくなったと思います。
だいたい200km/hは出しますが、それを上限に最低は150km/hまで落とします。
スピード差とコースを組み合わせて、バリエーションを増やし、尚且つ確率を上げて、ストロークの展開を中心にしている選手が増えていると思います。まさに代表は錦織圭だと思います。
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また、セカンドサービスもフェデラーが平均180km/hと言われていますが、実際今回見た選手も170〜140km/hまでをコントロールしており、セカンドでもバリエーション重視出来る事が必要になってきています。
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つまりファーストサービスとセカンドサービスが、スピードの上限の差こそあれあまり内容的には違いがなくなっているのではないか?と思います。

と言うことは、これからの選手はどんどんファーストとセカンドの差がなくなり、200km/hを上限にバリエーション豊かに打ち分けられないと戦えない事になるのではないでしょうか?

そのつもりでジュニア達に伝えておいて間違いはないな、と思いました。
スーパージュニアを見に行く予定なので、実際の今の世界のジュニアのトップはどうなのか?を確認してきたいと思ってます。
まぁ、デルポトロ位大きいとサイドラインに乗るサービスが190km/hを越すと言うのもあり得ます。

ただ、僕と同じ身長のバグダディスが200km/hのサービスを連発していたり、これまた同じ身長のティプサレビッチの様にバックサイドをダブルスのサービス位のポジションから打って相手のバックに角度をつけたサービスを打ったりと、背の低い日本人でもサービスから戦えるアイデアやテクニックは考えていく必要はあります。
日本人は背が低いからサービスが弱いとか言ってるのではなく、コーチが最低200km/hのサービスを打てるように指導していくのが重要だと思いました。