Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

スタートの大事さについて

テニスで1時間試合したら、どれだけの距離を走っているか?
考えた事がありますか?

単純に1ポイントで4〜6ラリー
1ゲームで6ポイント程度
1セット8〜10ゲームとして…

360回ダッシュします。

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その距離の平均は??

ナダルジョコビッチが1時間試合して、6-3,3-1の時点で1.2km程度らしいですね。
レベルが高いから、ラリー数も多いと思います。
だいたい1セットの平均が40分程度ですから、走る距離は700〜800mをイメージしていていいと思います。

800mとして、先程の360回で割ると1ポイントあたりは2〜3m程度です。ちょうど半面が4m程度なので、そんなに間違っていないと思いますね。
なので、テニスのフットワークとしては2〜3mを全力でダッシュを6本やって20秒レストを繰り返せばいいわけです(笑)。360回程度まで。
あー、しんど(笑)。



しかし、実際に3〜4mで全力疾走までいけるスタートを切れる選手は何人いるでしょうか??
そして3〜4m程度なら、多分小学生と高校生でもそんなに差がつかないのではないでしょうか??
外人との身長やリーチなどを考えると、非常に重要なファクターです。

そう考えると、スタートの重要性を考えずにテニスのフットワークを考えることは出来ません。
しかもその全力疾走にブレーキかけて、バランスとって身体使って打つ。
しかもその後に切り返してダッシュ。
ともすれば逆をつかれたり、リズム狂わされたり…。

そういうハードなスポーツであると考えて指導しないと大変な事になります。



スタートを速く早くするためには、スプリットステップの時の正しいパワーポジションの大事さを考えなければなりません。

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しかし、正しいパワーポジションでスプリットステップをしようとしている選手の少ないこと!!!

もう一度確認しなおして、ジュニア達を追い込みます!
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