ウォーミングアップについて

先日選手達に話した内容です。

練習前のウォーミングアップと、試合前のウォーミングアップを同じにする事。

練習の時のプレイを試合で出したいのなら、練習の前のウォーミングアップも同じ様にするべきだと思います。

試合前だけ特別にウォーミングアップをしっかりやるというのは、試合のプレイも特別にします。

つまりいつも通りではないプレイになりやすいと思います。

当たり前の様にアップして当たり前の様に試合に挑むのが理想ではないでしょうか？

「いつものプレイが出来ていれば…」と悔やむのならば、ルーティーンも含めていつも通りにすべきだと思います。

緊張感は確かに必要ですが、試合前に緊張感があるからと無意味にいつもよりガムシャラにやるのではなく、いつも通りをいかに貫けるか？

やはり練習でやっている事以上の事は、本番では出来ません。

練習通りを貫いて、その上にいつも以上のプレイがあり得ると思っています。

つまり逆に言えば、練習のアップをおろそかにしている選手は、本番に弱いとも言えます。

たくさんの一つ一つの行動が、全てテニスにつながる位の普段からの繊細で大胆な心がけが、思わぬ勝利を呼び込むと思います。

また周りがやってないからカッコ悪いから、アップを一生懸命やらないと言った雰囲気の子も見ます。

周りと同じ事をしていたのでは、周りと同じレベルでしたか考えられないし、周りと言うのは大多数であり、上に行けるのは少人数なのです。

自分が勝ちたいのなら、周りは関係ない。

それ位の気持ちが、ウォームアップからは見て取れます。

そしてほぼ同じでクールダウンにはもっと見て取れます。