Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

ゲームのクオリティについて

久しぶりに教え子達の試合を見に行きました。

テニスアカデミーラフを辞めてから1カ月ぶりに会う面々は、毎日の練習を頑張っているのか、とても逞しく感じました。

 

試合を見ていて、選手のパーソナリティーを知っているだけに感じた事を忘備録として…。

 

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「練習の時のテニスは上手いのに、結果が期待ほど出ない。」と言う選手は何人かいます。

久しぶりに試合を見れたんですが、ちょっと特徴があるな、と思うところがありました。

 

クオリティと言う大雑把な言い方で言うのはどうかな?と思うのですが、練習の時のテニスのクオリティと試合の時のテニスのクオリティが違い過ぎている選手がいます。  

 

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もちろん練習の時のテニスが100%できるのが理想なんですが、試合の場合はそうはいきません。

だいたい60%くらい出ればいいのではないでしょうか?70%以上ならば、かなり調子が良い方だと思います。

ただそれは「100%出そうとして」と言うのが大前提です。

 

選手達と試合後に話すと、様々な反応が見れます。

 

負けてしまったら、もう全く試合を振り返れないタイプ。試合中に自分が何をしたのか?を覚えていない?ので、試合後にアドバイスしようとしてもコミュニケーションが取れない。

 

「相手の良かった所・悪かった所」「自分の良かった所・悪かった所」を聴いても、全く返ってこない時があります。 

 

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結局練習の時のクオリティより、試合の時のクオリティを「下げ過ぎたり」「上げ過ぎたり」している選手に多いと思います。

 

自分が何が得意で何が苦手か?

その為にどんな練習に取り組んできたか?

相手が何が苦手で、どうやってそこを攻略しようとしたか?

がゲーム中に考えられる子は多分すぐに返事が返ってきます。

 

結局練習にどう取り組んだか?がゲーム性も育てるのではないでしょうか?

同じショットの練習をしていても「どう使うか?」を(コーチも説明しますが、自分の実感として)考えている子が技術の習得も早いのではないでしょうか??

 

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子供の頃は逆算ができにくいです。時間軸と言ったものを感じるのが鈍いのでしょうか?

時間軸として基準となる衝撃的な出来事が子供の頃にある子は、少し大人びているのもそれが原因なのかな?と思いました。

 

Earnest Tennis Academyではどう伝えるのか?

もちろん正解はないのですが、その方法を考え続けたいと思います!

 

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