Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

絶対ラインとコースの選び方

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
拙いブログですが、続けていく事が自分にとって意味があるとおもうので、頑張りたいと思っています。

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一月にはいりました。
プレシーズンの始まりです。
4月以降のオンシーズンに向けて、徐々に試合を考えたレッスンに以降して行きます。
去年の後半のオフシーズンに強化したテーマを、実際の試合にどう活かすか?を考えてのプレイが増えていきます。

その1つとして、昨日のレッスンでクロスから来たボールをストレートに展開する練習をしました。
クロスラリーからのオープンコートを狙う当たり前の練習なんですが、ここで意識させたのは絶対ラインと言う事です。  

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絶対ラインはストレートに打つ時に、 

サイドラインを狙った逆クロス気味の狙いにならず、サイドラインと並行にベースラインを狙って打つストレートの事です。
つまり今いる自分のポジションが理解出来ていないと打てないラインです。

最初に小浦塾で聞いた時も、この説明のみでした。
実際入射角と反射角の関係でクロスからストレートに打つと、サイドスピンがかかってサイドアウトしやすいです。 
分かってはいても、ラインもベースラインよりもサイドラインの方が濃く見えるのでそちらを狙いがちですね。 

もちろんストレートには決めに行くオフェンシブなストレート戦術的にコースを変えるストレートがありますが、両方で言える事です。

最初に聞いた時はその程度に認識しか出来なかったのですが、実際やってみると選手に指導している時にミスの原因となる事を考えると色んな気づきがありました。

まず1つ目は、選手としては早くポイントを決めたいと思いがちな選手は、すぐサイドラインを狙いますね。
実際絶対ラインのサイドライン側とセンター側なら、当たり前ですがサイドライン側が狭いです。
つまりミスをしやすいショットを選んでいる事になります。
センターに流れる分には、深ければセンターセオリーになって相手も角度をつけにくくなりますから、ミスが致命傷になるとは言えません。
しかし実際ポイントをかけてみると、狙い過ぎのミスが多い選手は、ほぼ間違いなくサイドラインを狙っていきます。

大事なポイントでの大きなミスを減らすためにはこう言った事から修正しないと、と思いました。  

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次に、自分のポジションが理解出来ていない選手もハッキリします。
自分では今いるポジションから真っ直ぐ打っているつもりなんですが、全く違うポジションになっています。
実際の試合だと、サイドラインより外から打つ場合はクロスっぽく打たないと、当たり前ですがサイドアウトします。
それも理解出来なくなってしまう事は、自分が外に出された時に、どこを狙って打つか?が選べなくなります。

こう言った、試合で当たり前の様に使う一番ベタな配球の中にも、ミスを減らす為の能力開発の気づきがありました。