Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

インパクトのラケットについて

インパクト時のラケットについて、今アドバイスしている事を。

 

基本的に当たる瞬間はラケットは地面と垂直になっています。

スピンだから伏せ気味とかは、ほぼ無い感じです。もしあったとしても5°以内位では無いでしょうか??

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そしてそれに加えて、ほぼ地面に水平であると話してます。

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そして何よりこのラケットの状態でインパクトするには、自分の身体も極端に傾かない事が重要だと思います。

特に成長期の選手だと、身長が伸びていく過程で当たり前ですが腕の長さも伸びます。

しかし目で見た打点との距離は変わらない選手も結構います。

 

小学生低学年の時の距離感を、そのまま中学生に引きずっている感じになります。

そうなると、頭が傾いたり肩のラインが傾いたり、打点が詰まって反りあがったり…。

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厄介なのは本人達が「それが自分の良い打点だ」と思い込んでいる事です。

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斜めに頭が傾いて見ている世界を本人が真っ直ぐと思うのは、脳が補正しているからでその分動きや距離の取り方に影響があると思います。

 

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たかがラケットのインパクトの状態ですが、それがズレてる時に「何故なのか?」を考えて取り組むと言う内容が今の練習です。

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かなりシンプルに動きを指定して、そこからラリー練習に移行しています。

最初の目的は真っ直ぐ狙った方向へ打てるか?と言う事です。

クリアーに当てて、狙った方向へコントロール出来る事は、試合の中でのラリー力に凄く重要です。最終的にはロングクロスを狙って打てるか?が目的として行なっています。

 

自分の身体がバランスが良いのか?と言う感覚は何処で養われるのか?と言うと、僕はウォーミングアップだと思います。

ストレッチなどの時のフォームや刺激を感じる事が、身体の内声感覚を育ててくれると思います。

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アップをいい加減にしている選手は、やはりそうした感覚は悪い傾向があります。

 

そうした傾向を見ていると、コートでラケットを打つだけではなく、普段の生活の中での動きは、本当に重要だと思います。

 

自分自身も今やっているのは、ただ立つ事。

ただ立っているだけですが、時間が過ぎていくと微妙に動いている事や、特定の場所が疲れたりします。

そうした感覚を感じながら色々と考えて「ただ立つ」。なかなか面白いです(笑)。