習熟度による自信について
先日ダニング=クルーガー効果というものを知りました。
Wikiによると
ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚(英語版)を生み出す認知バイアス。この現象は、人間が自分自身の不適格性を認識すること(メタ認知)ができないことによって生じる。
とあります。
また
「優越の錯覚を生み出す認知バイアスは、能力の高い人物の場合は外部(=他人)に対する過小評価に起因している。一方で、能力の低い人物の場合は内部(=自身)に対する過大評価に起因している。」
ともあります。
これだけ見るとかなり難しいのですが、凄く分かりやすく説明しているものがありました。
要は専門的な習熟度によって、自信の度合いに違いが出ると言うか効果です。
また習熟度の違いが、同じ様に自分より自信がある相手でも資質能力の違いが分かるか?という事にも通じると言う事ですね。
これは選手や指導者などは凄く気をつけないといけないところではないでしょうか?
個人的にも、小浦塾での学びなどを通じて、
昔の常識が今の非常識
という経験をたくさんしてきました。
まさに目から鱗と言う感じです。
もしかしたら昔の常識じたいが元から非常識だったのかもしれません。
人間の能力なんてそんなに変わるものではないでしょうし、器具の発達による変化があったとしてもそれは流行り廃りの範囲なんだろうな、と思います。
小浦先生が絶対基本と言われるのは、そうした流行り廃りに関係ないテニスの基本なんだと思います。
成長した選手ではなく、今から選手になろうとしている子供達に何を優先して伝えるべきか?はまだまだ勉強が必要だな、と思います。
自分がAにならずにBでいつもいられる事を自戒したいと思います。