Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

「肩を入れる」という誤解

最近のジュニア達のフォームで気になるのが、「肩を入れる」と言うのを誤解しているのではないか?と言うことです。

ジュニア達のは「肩を入れる」と言うより、ただ腕を横(酷い時には後ろに!)出しているだけです。

僕がやって欲しいのは、イチロー選手がよくやるアレです。
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テイクバックした時は、腕を横に出してるだけに見えるかもしれませんが、必ずこの肩を入れる形を通ります。
そこから肘が外旋しますが、手のひらの向きはそのままになってて、ピッチャーの非利き腕みたいな何とも変な形になります。

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そして、フェデラーナダルだとインパクトの時には利き腕側もこの形になってます。
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結果、肩を入れると腕は内旋するので、ヘッドが回りますね。
腕も伸びた状態になると思います。
ストレートアームとか名前をつけてた雑誌もありましたが、腕は伸ばすものではなくて、伸びるものだと思います。

間違っても仮面ライダーみたいな使い方にならないで欲しいです。
もちろん、これは股関節とのリズムも大事ですよね!