福岡国際女子トーナメントを見て思ったこと。

福岡国際女子トーナメントで日本人選手三人の試合を見ました。

少し気になった事を忘備録として。

外国人の場合は身長もあると思うのですが、サービスをかなり強く打っていました。

3セットの中でも最後まで打ち切れる感じがしました。

台湾の選手も身長はそんなに日本人選手と変わらないんですが、ここぞと言うポイントはサービスでかなり押しに来てました。

ファーストサービスをしっかり打つ事で確実にラリーの主導権を取ろうという意思が見えていました。

対する日本人選手はファーストサービスでも回転系のサービスのみ。

プレースメント重視で、リターンに対してのストロークから、と言った感じだったと思います。

特にデュースサイドからのサービスのポジションが全く違っていて、外国人選手はセンターマークの近くから打っていました。

センターへのフラットサービスを活かす為だと思います。

日本人選手はセンターマークからかなり離れてのサービスでした。

回転系のワイドへ狙ったサービスを活かす為だと思います。

どちらが良いと言うものではありませんが、ハッキリとサービスの力を考えた外国人選手の意思が見えました。

サービスゲームでの先手を取ると言うことに必要性を感じます。

日本人選手はリターンが良くて、しぶとくプレイしていましたが、ラリーが長く続くポイントがあってもサービス2本でひっくり返される場面が多くありました。

バリエーションと言う意味では、日本人選手の方が多くて、器用だなとは思いましたが大事なポイントで無理矢理でもねじ込んでくる感じは外国人選手の方が感じました。

後はボレーが凄くシンプルで、前への詰めが速かった。

ローボレーとかになれば、即アングルボレーでしたが（笑）。

3セットマッチを久しぶりに見たのですが、ファーストセットとセカンドセットでは全く違う展開になった試合が多く、あーやっぱり3セットやらないとな、と思います。

セカンドの中盤位からが大事だなと感じました。

タフでなければ戦いきれないので、時間のある限りジュニア達にも3セットをやって欲しいと思います。