Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

腹式呼吸その2

前回の投稿後に、実際選手達に腹圧と腹式呼吸を体験してもらいました。

 

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小浦塾での石川先生の講義の映像を見てもらい、腹圧を自身で確認した後にスプリントドリルを。

須佐優翔選手にはトレーニングベルトを巻いてやってもらいました。

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その後のドリルやラリーも全て意識をしてもらいましたが、結果はいつもと同じドリルをしていても、ほぼ全員がバテバテになりました。

最近必ずレッスンの最初にやっている、5分→3分→3分の素振りだけでかなりキテいました。

 

ただ、呼吸のレベルを上げた事でプレイのレベルもかなり上がっていました。

凄いボールを打つのではなく、しっかりと使い切ると結果として凄いボールなっていた、と言うのが理想だと思っています。

 

今回はそんな感じでした。

フォームの事は一切言ってません。

いつも10分出来るラリーが、5分ほどしか持たない。

練習の質が上がるのを感じましたし、意識をして使おうとしている選手は、自分の身体に集中する為か、いつもより私語が少なくなりました。

テニスをしながら心肺系のトレーニングもしている感じです。

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またプレイヤーズクラスだけではなく、ベーシックの小5の選手も、たまたま1人だったので腹圧を指導して呼吸を意識してみると、本人も分かるくらい良いボールが狙った所に行くようになりました。

 

そして新しい気づきとしては、メンタルが呼吸にも凄く影響がある、と思いました。

上手くいって喜んだ途端に呼吸が乱れてミスをします。チャンスの中にピンチが潜んでいるんです。上手く行く回数がほぼ同じで、集中の持続時間もすぐ分かります。

この選手はまだまだこれからの選手なので、実際は球出しドリルでしか実感出来なくて、ラリーになったら最初の2〜3球は良かったのですが、すぐに元通りになってしまいました。

 

神経系の改善に60日間かかると言うのも、本当に納得です。

 

ただ手ごたえは凄く感じたので、ここからはどれだけ徹底できるか??だと思います。

「メンタルと呼吸」と言うテーマはこれからのオンシーズンに向けて、しっかり勉強してサポートしていかねば、と思いました。

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