Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

小学生のレッスンについて

先日ある人と話していて、改めて思った事を。

僕の周りのコーチには、「子供だから、言っても分からない」と言った内容の発言をされる方も結構います。
それ自体を否定はしないですが、僕はを「子供だから分からないのではなく、ちゃんと説明すれば絶対に分かるし、テニスに興味のある子なら覚えて使う」と思っています。  
 
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だって自分でもアニメの必殺技とか、スゲー難しい名前でも覚えてましたもん。
登場人物の名前や、コレクションしているカードの内容とかも。興味のある事の内容は、ワクワクしながらちゃんと覚えると思うし、その上で使うと思います。

小学校二年生や三年生に対しても「トリプルエクステンション」とか平気で使います。
もちろん言葉の意味は丁寧に教えますよ。でも一旦教えたら、興味のある子なら自分から使い始めます。

テニスのマナーやレッスンの受講態度なんかも、かなり言います。
他の方は聞いてて難しいと感じる内容かもしれませんが、おかまいなしに話します。

例えばレッスン中に地面に座らせたりとかは絶対にしません。

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座るんだったら、休憩時間にベンチで座るべきだし、座りこむほどしんどいのであれば、自分の口できちんと話に来るべきなんです。
もちろんコーチとして、子供達の顔色や態度は細かくチェックしてはいるつもりなんですが、出来るだけ本人から言ってくるまではこちらからは言いません。

話は逸れましたが、とにかく子供扱いしたくないんです。

もし話した時点で理解しにくい内容だとしても、コーチ側が言い続けていかないとずーっとその子は理解出来ないままになってしまいます。
また言うことによって「フォアの打ち方」以外にも、テニスにとって大事なことに目を向けてくれるキッカケになれば、と思ってます。

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結局そこにまでテニスに対して興味があるかどうか?って言うのは、なんとなくですが「らしさ」につながる気がします。
以前のブログにも書きましたが「テニスを好きな子」と「テニスをするのだけが好きな子」との違いです。

どちらが言いとは言えませんが、コーチ側が刺激をしないとどちらにもならないので、選手としての成長がその後に出来なくなる様な気がします。
 
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こう言うのって正解がないので、非常に難しいです。
良かれと思ってやった事でも、その選手との相性なんかもありますし。

でもやり続けてチャレンジしないと変わらないのは確実です。
やらないと昨日と一緒なので、少しずつでも伝わる様に頑張ります。
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