Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

小浦塾Summer Camp 2017

今年も夏休みの終わりに宮崎県シーガイアテニスアカデミーで開催される、「小浦塾Summer Camp 2017」に参加してきました!

 

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毎回毎回新しい気づきを得られる、僕にとっては欠かせない貴重なキャンプです。

 

今回のテーマはスピード!

ただ動くのを速くする、と言った単純なスピードではないのが小浦塾の面白いところ。

スピードはフィジカルではなくテクニック!

陸上のボルトが今のスピードのテクニックを手に入れたのは14〜15歳位だったそうです。その年齢の時期までに、身につけられるか?

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いつも思うのは、ラケットを持てば上手くボールを打てるんですが、いざラケットを置いて動きだけを見ると、テニスのジュニア選手はあまりしっかり動ける選手は少ないなぁと思います。

 

今回は空手の練習を通じたトレーニング体操の柔軟を通じたトレーニングの二段重ね!

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正しい身体の使い方をするには、それなりの柔軟性も必要だと思い知らされます。

空手も体操もそう言った基礎が出来ていないと、実際のプレイにも参加させてもらえないと言う徹底の仕方が素晴らしいと思います。

 

空手で言えば、形というのはテニスで言う素振りです。テニスの素振りであれだけ真剣に、実践のシチュエーションを考えてやっている選手がどれだけいるでしょうか???

今回参加した選手に「普段素振りやる人?」と聞いてみたら、何と0人でした。

 

体操も空手も失敗すれば怪我をする競技ですが、テニスはストロークミスしたからと言って怪我をするわけではありません。

その一つの動作に対する真剣さは本当に勉強になりました。

 

午前は毎日そう言った動きを通じて身体に刺激を入れます。

昼からはオンコートで練習。

 

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いつもは様々なドリルが出てきて目から鱗状態なんですが、今回はシンプルに二個くらいのドリルを反復していました。

それだけ重要な動きなんだな、と思います。

 

ラリーもゲームもありません。

しかし選手達は真剣に取り組んでいきます。

その取り組ませ方が小浦塾の一番の魅力かも知れません。

小浦先生に教えてもらったから、絶対上手くなると言う意識ではなく、教えてもらったことをホームコートに帰って反復出来るか?が本当に大切です。

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今回はシンプルなだけに選手達は「出来た」と「出来ていない」が自分で判断出来る内容だったと思います。

やはり出来れば担当コーチが参加して、内容を見て欲しいとは思いますが。

 

そして小浦塾でいつも思うのは、全国から参加しているコーチ達の輪が広がっていく素晴らしさです。

今回は、いつもお世話になっているグラスコート佐賀の稲田コーチと國地出コーチ。

全日本ジュニアでもお世話になった北海道Line's Collect T.Tの伊藤コーチ。

長野県の下平コーチ。

和歌山の松浦コーチと、車椅子の上地結衣選手のコーチでもある千川コーチ。

 

そしていつも素晴らしい環境や対応をしてくださるシーガイアテニスアカデミーのコーチの皆様。

特に大石コーチと小林コーチには本当に感謝!です。ありがとうございました!!

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小浦先生に「神経系の回路の変更に必要なのは90日間!90日間は継続的に続ける様に!」とアドバイスいただきました。

スピードと言うテクニックを身につける為に、アーネストでも9・10月はこのドリルや内容に取り組みたいと思います。

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