歩く・走るはテニスの基本
人間の身体の動きの中で一番シンプルで一番難しいのが、歩くことと走ることだと思います。
小さい頃にハッキリ走りの速い遅いが出ますよね。
僕も速い方ではありませんでしたし、やはり陸上部のメンバーは凄いな!と言うスピードでした。
コーチとして改めて歩き方や走り方や姿勢を見た時に、自分の出来てなさに愕然とします。
もちろんパワーポジションなんて言葉も知らなかったし、肩甲骨と股関節のリズムも知らない時は、それこそただの運動能力の違いだと思ってました。
そしてテニスに直結している立派な技術です。
今教えてるジュニア達に、小浦塾サマーキャンプで教わったスプリントドリルを少しずつですが教えています。
あんなに上手くラケットを扱うジュニア達が、自分の肩甲骨さえほぼ動かせない…。
こう言う所に技術のブレーキがあるのだろうな、と思いました。
例えばこの2枚。
肩の使い方なんか、ほぼ同じですよね。
上にあげたランニングフォームも!
ああやってしっかり肩甲骨を動かして腕を振ってボールを追いかける選手は本当にいない…。
それは本当に不勉強な僕達コーチの責任でもあると思います。
地道ですが、少しずつ覚えていって欲しいです!!
この方の背中を見ると、本当にそう感じます。