テニスシューズについて
最近ジュニア達に足に関するトラブルが多い。
「勿体ない」と言う気持ちは本当に分かるけれど、もう小さくなった靴をいつまでも履くのは絶対良くない。
足指も動かなくなって、結局膝や股関節に痛みが出てしまう。特に成長痛が出る子ってコレが多い。
物を大切に、は本当に理解できます。
その上で出来ればテニスをする選手としては、ラケットやストリングスと同じくらい靴にこだわって欲しい。
学校の上履きとは違うんだから。
フットワークの良し悪しや、ストロークの身体の使い方にも影響が出ている。
かと言って、安くてすぐヘタる物や足型が合わない物は避けたい。
靴が合わないと、指もそうだけど爪の形も変形する。巻爪になって大人になってからも苦労している人はたくさんいる。
コーチが気づいていれば良いが、声をかけても「お母さんがまだ買い換えなくて良いって言ってる」がほとんど。
Twitterでトレーナーの方々のツイートを見ていても、特に陸上やサッカーなどの方々のご意見聞いていても、テニスは本当に遅れている、と思います。
テニスを頑張っていても、小学生で巻爪、外反母趾、扁平足とか可哀想過ぎる。
必ずしも靴だけの問題とは限らないが…。
膝や足を痛めた子を、選手をお願いしている所で見てもらったら、必ず靴の事を言われています。
小さ過ぎ、ヘタっているから靴紐締めすぎ、などなど…。
小浦塾でも基本的に午前のトレーニングでは屋内は裸足で行う。
グラスコート佐賀にての合宿で、天然芝の上を走った子達の走り方の変化にはビックリした。
そうした1つ1つがテニスのクオリティを上げてくれると思うと、高いポリエステルのストリングス使うよりも、良い靴を購入する方が絶対お得だと思います。