Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

小浦塾

眼について

先日あるレッスンでの出来事です。 ジュニア選手のサーブを見ていた時ですが、どうしてもトスをあげる時に頭を傾げるのです。必ず右側が上がって左耳が下になるくらいになります。 その結果体軸は崩れ、トスもバラつき、サーブも入りません。 最初はバランス…

スモールステップについて

テニスで1番重要な局面は??と言われれば、やはりインパクトだと思います。 バランス良く、リズムがあり、タイミングが合えば、良いインパクトが得られます。 ただそのインパクトを得られるには、いくつかやった方が良い動きがあります。 その一つがスモー…

トレーニングを兼ねた球出し練習の例

ようやくコロナも終息が見えてきた様な状況です。 まだまだ予断を許しませんが、試合も今日から久しぶりに開催されました。 少しずつ以前の様な状況に戻っていって欲しいと願います。 試合も近かったので、以前小浦先生から教えていただいたドリルを何度か行…

試合の流れを読む事について

コロナウィルスによる大会の中止などが相次ぎ、選手達のモチベーションの行き場所が難しい時期です。 その為先日雨の日に、プレイヤーズクラスでミーティングを行いました。 その中で「試合の流れを読む」と言うテーマが出てきました。 ゲームが進めば相手の…

戦術の順番

技術と言う字は「技」と「術」に分けられます。 技はテクニックですよね。 では術は?? 術=戦術(タクティクス)だと思います。 基礎テクニックの練習の時に、戦術的要素を入れておくことが、年齢が上がった時に違いが必ず出てきます。 「ただ打ってるだけ」…

2020年明けましておめでとうございます!

旧年中には大変お世話になりました。 今年も更なる飛躍目指す選手を全力でサポート頑張りますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。 年末の小浦塾にて、またまた素晴らしい刺激をいただきました。 今年はテニス以上の事を教わったキャンプでした。 「…

インパクトのラケットについて

インパクト時のラケットについて、今アドバイスしている事を。 基本的に当たる瞬間はラケットは地面と垂直になっています。 スピンだから伏せ気味とかは、ほぼ無い感じです。もしあったとしても5°以内位では無いでしょうか?? そしてそれに加えて、ほぼ地面…

コントロールの順番について

遠征やキャンプが続いたシーズンが終わって、ようやく一息ついています。 アーネストではここから3カ月はじっくり腰を据えて技術の変更に取り組みます。 大きな試合の予選などもありますが、来シーズンに向けて「変わった!」と思わせる何かを作るために必要…

コートの認識について

先日あるコーチとのやり取りで話題になった事を備忘録として残したいと思います。 今アーネストでも選手に伝えているのが、テニスという競技は「どうなったら点が取れるのか?」です。 バレーボールはボールが地面についたら。 サッカーはゴールにボールが入…

伊達公子選手の論文について思う事。

少しFacebookにも書きましたが、最近様々な方がシェアされていたこの記事について、個人的な考察を書きたいと思います。 伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(Number Web) - Yahoo!ニュース タイトルを見ると、「世界に…

踵を使う事について。

最近の練習でテーマにしているのは、九州ジュニア前なので試合についてがほとんどです。 ラリーを安全に攻める事。 「つなぐ」ではなく「守る」事。 「守る」だけではなく「切り返し」を考え選ぶ事。 一つ一つを確認しながらドリルに取り組んでいます。 ただ…

舌について。

6/11でアーネストも3周年を迎えました。 本日から4年目に入ります。 正直に言うと、順風満帆とは行かないです。でも、初心を忘れず取り組み続けたいと思います。 先日Twitterにてこんな記事を見つけました。 超簡単!全人類がやったほうが良いワークはこれ!…

足を着くと言う事。

アーネストで指導する時によく話す話として、「歩く時に人間はどこから動くか?」と言うものがあります。 例えば右足を前に出す時なら、まず動くのは左肩からです。 これはテニスの動作もほぼ同じで、右利きのフォアハンドなら、準備は左肩が動く事から始ま…

マッチタフキャンプ 2019spring

3/27〜4/1に宮崎県シーガイアテニスアカデミーで行われた「マッチタフキャンプ」に選手5人と参加してきました。 小浦塾と違い、試合でのメンタル面に焦点を当てたキャンプです。 一概にメンタルと言うと心理学的な手法がとられますが、そうではなく現場で使…

テニスシューズについて

最近ジュニア達に足に関するトラブルが多い。 「勿体ない」と言う気持ちは本当に分かるけれど、もう小さくなった靴をいつまでも履くのは絶対良くない。 足指も動かなくなって、結局膝や股関節に痛みが出てしまう。特に成長痛が出る子ってコレが多い。 物を大…

小浦塾Winter Camp2018を終えて

今年のキャンプのテーマは「正しい使い方で打つフォアハンドストローク」だったと思います。 身体の使い方を基礎の基礎からしっかり教わりました。 足の感覚を刺激を入れ、捻りとは?を理解させ、様々なドリルで刺激を入れる。 その中でもいつも思うのが、キ…

小浦塾Winter Camp 2018

今年も毎年恒例の小浦塾Winter Campがスタートしました。 今回はアーネストからは過去最大の8人が参加しています。 藍澤咲輝選手 糸永龍矢選手 田中愛莉選手 田中咲樂選手 江口航平選手 江口大翔選手 そして、今回から初参加で 三宮颯真選手 松村歩輝選手 が…

「内の眼・外の眼」について

引き続き小浦先生の著書から、僕が今コーチとして最も気をつけている所を…。 「ミル」と言う漢字はいくつもありますが、そのミル事をする眼は2つあります。 1つは実際目の前で起こっている現象を見る眼です。 相手やボールや環境などの情報は80%眼から入…

人体機能について

先日出版された小浦先生の著書「華麗なる技〜千変万化の術〜第一部」から、僕の感じる所を少しずつ書いて行きたいと思います。 人体機能へのアプローチについて、指導に関わる者ならば知りたいと思う部分ではあると思います。 よく小浦塾で教えてもらえる内…

小浦先生の著書より

小浦先生のお許しが出たので(笑)、少しずつ本の内容について僕が思うことや、実際にアーネストでどんな事をしているのか?を書きたいと思っています。 夏の小浦塾は、実際にこの本に沿った内容だったと思います。 テニスの素質とは何か? と言うテーマにつ…

小浦先生の著書

この度小浦先生の著書が発売されました。 「華麗なる技 千変万化の術 第一部」 先程読み終わりました。 内容が濃いので、かなり読むのに時間がかかりました。小浦先生の頭の中を少し覗けたような気持ちになりました。 各章に分かれてはいますが、内容は全て…

小浦塾Summer Camp2018 Day4〜6

今回のキャンプの後半は、内容を広げると言うより掘り下げるものになりました。 選手に求める動きを、実際どれだけの達成度が得られたか? 5〜6割でオッケーにしている選手はほとんどの中、100%達成を求めてコーチ側が追い込んでいきます。 フィジカル面でも…

小浦塾SummerCamp2018 Day1〜3

今年も宮崎県のシーガイアテニスアカデミーで恒例の小浦塾SummerCampが開催されています。 アーネストからは今回初めて6人もの選手が参加しました。 最近の小浦塾ではクロストレーニングとして、空手や体操や陸上や野球などのトレーナーや指導者の方がゲスト…

マッチタフキャンプ2018を振り返って

春に続き夏のマッチタフキャンプに参加してきました。 今回は藍澤咲輝選手が参加です。 僕はアーネストのレッスンもあるので、最初の2日間と最後の2日間に参加しました。 前回よりも更に深く掘り下げた内容に、相変わらずの目から鱗でした。 座学を午前中に…

「捻り」について

たまに生徒さん達からのお話で「腰を捻るんでしょ?」と言う意見を聞く事があります。 「うーん、腰はあんまり捻れないですよ…。」とお答えしています。捻る事が出来ないわけではないですが、実際腰椎の可動域って15°あるかないか?位だったと思います。 捻…

身体を「締める」事について。

5月のアーネストでのテーマは、身体を「しめる」事です。 力を溜めて出す事は様々な雑誌の特集にも出ていますが、出した後に縮んで締める事はあまり書いていません。 インパクトって日本語では打点です。 打つ「点」です。押し出すとか、そう言う感覚では無…

マッチタフキャンプinシーガイアテニスアカデミーを終えて。

3/26〜/31の日程で宮崎県シーガイアテニスアカデミーにて「マッチタフキャンプinシーガイアテニスアカデミー」が行われ、アーネストから藍澤咲輝選手と糸永龍矢選手が参加しました。 毎年行われている小浦塾は、テクニックを中心に総合的に指導していただい…

試合時期に行なう練習に必要な事について

大分県では夏の九州ジュニアに向けて大分県予選が始まっています。 大分県は予選開始の時期が早く、九州小学生の予選は2月に行われています。 試合時期になり、レッスンの内容も試合形式が多くなります。 冬の間に磨き上げてきた技術を、試合の中で使える様…

うねりとしなりについて

ここ最近のレッスンでようやくこんな感じかな?と掴めてきたので、サービス練習の時にうねりとしなりについて指導しています。 年末の宮崎県で行われた小浦塾にて、石川先生の講義で指導された内容です。 凄く興味と必要性を感じて聞きました。指導内容も凄…

腹式呼吸その2

前回の投稿後に、実際選手達に腹圧と腹式呼吸を体験してもらいました。 小浦塾での石川先生の講義の映像を見てもらい、腹圧を自身で確認した後にスプリントドリルを。 須佐優翔選手にはトレーニングベルトを巻いてやってもらいました。 その後のドリルやラリ…