Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

走ること

テニスに限らず、走るのはスポーツの基本です。
ただ量を走るのも重要です。量を走れるエコノミーなフォームというのは、体幹を使ってると言うことですから。

もちろんフォームや力感なども大事なので、20m前後の距離のダッシュはテニスには必要なのではないでしょうか?また階段トレーニングなどはかなりの効果が考えられます。
ダイナミックな動きをするためには、必要不可欠だと思います。
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特に砂入り人工芝コート育ちの選手は、滑るのを恐れてブレーキをかけながら走る様な走り方になりがちです。

逆に走っていなくて技術だけ伸びた選手は、自分が何故勝てないのか?ボールが入らないのか?を技術に求めます。
もちろん技術も大事なのですが、その技術を発揮できる正しいポジションまで動く事が出来なければ意味がありません。

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自分はどこまでなら踏み込んで打てるのか?
自分はどこまでならオープンスタンスで打てるのか?
を選手自身が理解して、練習の中でそれを広げる事が重要です。

なので、コートの中でしっかり走らせる事は、やり足りない事はないと思います。
自分のしっかり打てる範囲を理解し、その少し外側をどうするか?が強い選手の一つの能力だと思います。
継続的に選手が飽きない様に、様々な方法でトレーニングが必要ですね。
コーチの腕の見せ所だと思います。

またそれを選手個人が必要性を感じる事も大事です。
いわゆる「やらされている」感覚でやると、全く身につきません。
ここらへんをきちんと話せる選手は、伸びると思います。また、必要性を感じる環境も大事だと思います。
ただ自分より上手い選手がいるとか、ヒッティングパートナーがいるとかが良い環境ではないです。

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