Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

ストロークの準備について

良くスクールでは横を向くと言いますが、スピードの向上の上で飛んできたボールを判断して肩を並べる入れて打つ準備をする事が早く出来るのは、非常に重要だと思います。
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準備を早くしてショットのアンフォースドエラーを減らしたり、相手にコースを隠したりするのは、テニスのゲームでは大きな意味を持ちます。


先日の楽天ジャパンオープン2013にて、デルポトロと錦織圭の練習を見ていてそれを痛感しました。
相手のボールが相手のコートのサービスライン位でもう横を向く作業が終わっている位のスピードです。
デルポトロ選手は早い準備から、センター付近のほとんどのボールを踏み込んで質の高いボールを打とうという丁寧さが見られました。
錦織圭は早い準備でコースを読ませず、自分のショットの選択肢を増やしている感じがしました。
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基本技術の高さは戦略にも非常に密接に関わってくると思います。
また、トッププロが簡単そうに打っているのは、こうした基本技術が洗練されているからではないでしょうか?恐ろしく滑らかにスムーズな動きの元は、結局こういう動作を適当にせずに見にいざ付けて行くことなんだろうな、と気づきました。

準備に筋力や新しい技術は必要ありません。
その選手の心がけ一つです。
逆を返せば、選手が今のポジションやレベルに危機感を抱いているかどうかを計る指針の一つにもなると言えますね。

準備が遅く打点が遅れそうでも、今のレベルのラリーで間に合えば、それ以上は求めないという練習への取り組み方では、上のレベルと基礎ラリーすらつながらないでしょう。

そういった危機感を抱いて練習する選手になるように、コーチもプッシュしなければ!と思います。

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