バランスについて
テニスの技術は「リズム・バランス・タイミング」である。
小浦先生に教わった言葉です。
身体の使い方やラケットワークではなく、この三つが重要。
テニスは相手が打ってきた球を打つわけですから、基本的な打ち方を覚えたら、この三つを徹底的にやるべきです。
これを意識してドリルを組むのもいいんですが、練習のウォーミングアップに組み込んだら遊びながら鍛えられるからいいのではないかな?と思います。
特にリズムやタイミングは相手がいないと難しいですが、バランスはちょいとした事で覚えやすいと思います。
例えば片足で打ってみる。
打った後もバランスが保てるか?
片足でのバランスで打つと、当たり前ですが足元が不安定になります。
その不安定な状態の後に両足で立つと、ちょいと足裏の圧力が上がりませんか?
しっかり踏ん張れると言うか、腰が座ると言うか。
例えば足の裏にボールを踏んだまま打つ。
軸足には踵に。
踏み込み足には爪先に。
こうする事で不安定な中でもテイクバック時には軸足の股関節をたたむ感覚が出来るし、フォロースルー時には踏み込み足側の股関節をたたむ感覚が出来る。
サービスも同様ですね。
こう言ったバランス練習を楽しみながら続けて、毎日変わる自分の重心やバランスを感じることは、テニスを楽にリラックスしてら出来る様になるのではないでしょうか??
まだまだ色々なアイデアがあるし、バランスに関しては色々なグッズもあります。
こう言ったすぐに目に見えない事にも興味を持って、楽しみながらテニスが上達するのは、本当に大事だなぁ、と思います。