Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

レッスンのネタ①

大人のレッスンでのネタを、少し紹介したいと思います。

だいたいの初級から中上級のクラスにありがちなのですが、ストロークの時に「体重移動」と言うセリフをコーチからたくさん浴びせられます(笑)。

体重移動について。 - teamnorth2002のブログ

上記の記事を見てもらって分かるように、間違いではないかもしれませんがこれのみを考えるのは危険です。

たいていの場合は、体重移動というのは「後ろから前」と言った前後の動きしか表してません。

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テニスで最もやってはいけないのは、先ずはネットミスです。
前後に動いたからと言って、ネットミスが減るわけではなく、逆に増えてしまうこともあります。
特に筋力の弱い女性の両手うちバックや片手のバックなどは、打つ前から前へ!という気持ちが強過ぎて、後ろ足が上がっている人もいます。
ポジションや打点の高さによって、そうなる時はあります。
しかし、ベースライン上の基礎練習ではちょっと難しい技術です。

ですので、ほぼこのレベルの方には、
「お尻の位置を上下させながら打つ」
事をレッスンでやります。
上下に動かす事でボールの弾道を上げるのです。
そして前後とは違い、上下を意識して打つ時は、ほとんどの人がタイミングを気にし始めます。
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それこそがライジングであったり、回転系に対しての重要な膝の使い方のタイミング作りだと思っています。

この上下が上手くタイミングが合わない方や出来ない方が、凄く多い。
テニスコートは実際はかなり細長いものです。
弾道を高くして球足の長いボールを打つのは、どのレベルでも必要です。
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その時に一度自分のお尻の動きとボールとのタイミングを考えてみて下さい!