空気を読むについて
Wikiで「場の空気を読む」とひくと、次のような物が出てきます。
大きく分類すれば次の4つの要素からなる、ともされる。
- まず状況を把握する
- 言うべき相手を確認する
- 適切な言葉を選ぶ
- 適切なタイミングを選ぶ。
レッスンをしていても、空気を読む子と読めない子がいます。
その違いはなんでしょうか??
上のWikiを簡単に言うと、場の空気を読めるとは、正しい状況把握が出来て、それに相応しい判断が出来ることとでも言うのでしょうか?
しかも適切なタイミングで!
これってテニスではとても重要な事だと思います。
相手の気持ちを読んで、不快にさせないとでも言うのでしょうか??
相手の気持ちを読むというのは、メンタルゲームと言われるテニスでは、特に試合中は非常に重要です。
相手が何を嫌がっているのか?
相手は疲れているのか?
自分に対してどう思っているのか?
ゲームの流れ(空気)はどちら側にあるのか?
勝負所なのか?
などの判断につながると思います。
もちろん前回の正しい選択をする為にも状況判断は必要ですよね。
具体的にテニスで言うと、自分が打ったボールについて落下地点までしか見ていない子は、状況把握が出来ているとは言えません。
それがいったい相手にどう言う影響を及ぼしたのか?までが見えていないと意味がないからです。
例えば、相手のバランスはそのボールによって崩れたのか?を見えていないのは、かなりの大問題です。
普段の練習でもワイドへのスライスサーブを練習していても、2バウンド目がどこに落ちてて、相手がどこまで動いているか?を意識して練習しているか?と言う事にもつながると思います。
落下地点だけ見て「いいサービスだ!」と悦に入っているのは、やはり問題ですよね。
普段から色んな観点で物を見て判断を続けているのが、こう言った能力につながるのでは?と思います。
錦織圭選手に関しても、同じ様な話を聞いた事があります。
やはり上に行く選手と言うのは、頭が良いなぁ!と思いました。
しかしこればっかりは、ちょっと教えようがない部分でもあります。
「気を使え」
「空気を読め」
「ちゃんと理由を持って判断しろ」
「周りが見えるようになれ」
「先に気がつくようにならないと」
などなど…
コートの上で、コートの外で、色んな場面で色んな言葉で言い続けるしかないなぁ、と思います。