基本に戻って
3月になっちゃいました。
ついこの間年明けのご挨拶を書いたところだと思っていましたが、早いものです。
コロナ禍は依然として続き、試合会場の雰囲気もだいぶ変わってきたのでは無いでしょうか??
いくつかの試合があり、ありがたくも優勝してくれる選手が出たり、頑張ったけど力及ばず敗退した選手もいます。
時節柄卒業シーズンで、アーネストを卒業していく選手もいれば、卒業していった高校生が大学合格の嬉しい知らせをしにきてくれたりしています。
そんな中のレッスンですが、現在は本当に基本に戻って指導しています。
最近はベーシック1クラスのチビちゃん達が、めちゃくちゃ元気にテニスしているのが本当に楽しいです。
そんな選手達には今こそ基本を伝えたいと思っています。
以前からいる選手にとっては確認と復習を兼ねて、取り組んでもらっています。
- 肩甲骨と股関節
- 眼使い
- 呼吸
- 足指
- 空間認識
- 識別
などなど。
すぐに変化が出るモノもあれば、取り組み続けないと難しいモノも。
どちらにせよチャレンジして自分達のテニスを「変える」と言う事に勇気を持って挑んで欲しいと思っています。
例えば変える取り組みをしてショットを打ったとして
- 変えて→成功
- 変えて→失敗
- 変えずに→成功
- 変えずに→失敗
どれが良いでしょうか?
勿論1が一番ですが、やはり変えた当初はそう上手くはいきません。
その時に3に行くのか?2に行くのか?
3に行ってしまうと1には絶対行けません。しかし2であれば1に行ける可能性は高いですよね。
結果だけを求める選手はどうしても目の前の成功を求めて3に行ってしまいがちです。
結果ではなくチャレンジしたプロセスを評価して、「2を増やしていく→結果1が増える」事を考えられる選手になって欲しいと思っています。
今週末はいよいよ九州ジュニアの大分県予選。
県大会レベルの選手にとっては大一番です。
ステージに臆せず普段の練習の成果を出す事に集中して挑んで欲しいと思います。