秋から冬はオフシーズン
EARNEST TENNIS ACADEMYでは年内はオフシーズンとしています。
オフシーズンと言っても、テニスをしないと言う訳ではなく、来年に向けての技術の改善に取り組む期間と言うことです。
技術の変更には、色んなところで聞かれるように、神経系で60日間体組成系で90日間必要だと言われます。
例えばスタンスを広げるだけでも無意識に出来るようになる為にはそれだけの期間を使って刺激を与え続けなければなりません。
無論面白くないです。
同じ事の繰り返しになるので。
コーチ側も手を替え品を替え新しく感じるようにドリルを変えますが、実は言ってることは同じテーマだったりします。
そこまでやらないと、来年のシーズンへの変化が見られません。
特に12歳以下や14歳以下のレベルでは、本人がやりやすい打ち方が、決して良い打ち方とは限りません。
でも二、三回の練習で試合で使えるレベルまで身につけられるか?と言うのは無理です。
コツコツと刺激を与え続けて、次のシーズンへの変化を作ります。
地味でイライラもしますが、コーチ側から見れば変化がしっかり見えるので、楽しい期間でもあります。
ただ方向性だけは統一しないと選手に迷いが出ます。
EARNESTではコーチが2人しかいないので、小まめに話し合いをして、指導の技術の統一は必ずしています。
内容は毎年の小浦塾で出された課題を行います。当アカデミーの方向性の統一や、裏付けと言った部分でも、小浦塾での経験は本当にありがたいです。
ベーシッククラスでもプレイヤーズクラスでもテーマは同じです。ただ求められるレベルが違うだけです。身体の使い方や骨の数や筋肉の数は、みんな同じですから!
他のスクールでやっていた時には、この徹底することがなかなか出来ませんでした。
今ベーシックで頑張っている小学生の選手達が、このまま育てばどんなレベルまで行ってくれるのか?が今の楽しみでもあります。
プレイヤーズクラスも中3で受験の選手が多いこともあり、現在の練習はかなり人数が少なくなっています。
その分個人的にしっかりと指導出来るので、内容の濃さはかなり高いと思います。
取り組む選手は大変だと思いますが…(笑)。
今週末にはMUFGの大分県予選、今月末には全国選抜の予選もありますが、内容をブラさずに信念を持って取り組みたいと思います!