Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

メンタルトレーニングについて

スポーツの上達には「心・技・体」が必要と言われます。
では、その各要素それぞれに専門家がついているのでしょうか??
残念ながらテクニックを教える人(いわゆるコーチ)や、フィジカルを教える人(いわゆるトレーナー)はいます。

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しかしジュニアの世界でメンタルトレーナーをつけているスクールと言うのは、日本では残念ながらほとんど聞いた事がありません。

現場のコーチの経験と勘がほとんどだと思います。

メンタルトレーニングは成果が目で見えにくいですよね。
テクニックなら新しいショットが覚えられて使える様になる。
フィジカルなら身体つきが変わる。

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ましてやジュニアの子にメンタルトレーニングの必要性を説いても、理解出来ないんじゃないか?
と言うのが現場のコーチの正直な声なのではないでしょうか?

確かに外国の子供と比べて、日本の子供は良い意味でも悪い意味でも子供過ぎる所があります。
だからこそ、目標をしっかりと意識して毎日のやるべき事を逆算して考えることが出来るチカラであるメンタルトレーニングは必要なのではないでしょうか??

将来の目標がある
→10年後の目標がある
→5年後の目標がある
→3年後の目標がある
→1年後の目標がある
→半年後の目標がある
→1ヶ月後の目標がある
→1週間後の目標がある
毎日の目標がある

そして、毎日毎回の練習に目標と目的をハッキリさせて、内在的動機に基づいて自分が取り組んで行く。

確かに理想だし、難しいとは思いますが、理想を求めてやらないことにはいつまでも理想には近づきません。

勿論子供には環境因子が7割を占めると言われますから、周囲の大人達(つまり保護者やコーチ)も同様にこれらを意識出来る振る舞いは必要なのではないでしょうか??

ハードル高いですよね…。

そう言った意味でもコーチもトレーニングしたり練習したり勉強したりと言うのは、子供達に見られている事を意識はすべきなのだと思います。

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↑の写真は大阪のスーパージュニアの雨の時の選手控え室です。
コーチの方がトレーニングしてますね。

ボブ・ブレットが
「ジュニアに、"あの山に走ってこい"と言ってコーチが走れなくてどうやって言えるんだ?」と言っていたらしいです。
実際修造チャレンジで"1分間で何回腕立て出来るか?"と言うトレーニングでU18のジュニア相手にボブが1番だったらしいですね。

そこは大袈裟としても、トレーニングのデモンストレーションをやる時に、コーチのデモンストレーションが悪ければトレーニングの質も悪くなるし、ジュニア達も本気で取り組めないのではないでしょうか??

無理をして身体を壊しては意味がないですが、計画を立てて日々のトレーニングをして少しずつでも取り組んで行く事はやって行こうと思います。

頑張ります(笑)。
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