身体感覚について。
身体をどう動かしているか?を感覚として理解出来ること。
つまり身体感覚が良い事というのは、どのスポーツをやるにしても非常に重要です。
例えば、両腕を水平になるように上げて、「右が手の平が上、左が下」と言っても出来ない子供は結構な割合でいます。
自分の身体を動かす感覚無いのに、フォームや力の使い方を伝えても理解出来ません。
骨や筋肉の数はほとんどの人が同じなんですから、神経系のこういった感覚で差が出てくるのではないでしょうか?
昔から「子供の頃は色んなスポーツをやった方が良い」と言われています。それは様々なスポーツを通じて、こうした感覚を理解出来るようになると言う事でしょうか。
テニスやトレーニングを通じてこの感覚を理解出来るようになると、コーチの話すことの理解度が上がります。
そうすれば上達スピードも変わりますね!
コーディネーション能力であるとか色々な言われ方をしてますが、こういう感覚の教育があるとないのとでは、大人になっても理解度が変わってきます。
俗に言う「モノマネが上手い」選手というのもこれに当たるかも知れません。
もちろん感覚が鈍いが努力で克服する選手もいますし、感覚が鋭いけどその他の事がいい加減で勝てない選手もいると思います。
しかし、身体感覚の理解度が高いとその他の戦略などの練習に時間がさけます。
その違いは物凄い違いが将来的に出てくるのではないでしょうか?
残念ながら現場の一般スクールでは、外見的な指導がほとんどです。
外見的な指導だとしても、コーチ側が理解を深めているのいないのとでは、同じドリルでも使い方が変わってきます。
そう言った理解度をコーチ側も高めるのは、本当に重要だと思います。