小浦先生の著書
この度小浦先生の著書が発売されました。
「華麗なる技 千変万化の術 第一部」
先程読み終わりました。
内容が濃いので、かなり読むのに時間がかかりました。小浦先生の頭の中を少し覗けたような気持ちになりました。
各章に分かれてはいますが、内容は全てつながっていて、ワンユニットである事が分かります。
脳科学の世界では①Aと②Bを深く掘り下げて理解していくと、③「Aから見たB」と④「Bから見たA」も理解出来るので、知識と言うのはべき乗で増えていく。
故に凡人と天才の差よりも、天才と天才の差の方が大きい。
何度も出て来る言葉や、その言葉のつながりを読んでいて、何故かそんな話を思い出しました。
本書で書かれている雑学のススメや五感で感じる事は、テニスの指導のみならず自分の人生を変えてくれるものとなりました。
多分これから何回も読み返すと思います。
一度読んだだけでもかなりのヒントをもらえました。
でも…
正直に言うと…
小浦塾での講義やオンコートでの説明を聞き続けていないと、この内容の本当の凄さは理解出来なかったかも知れません。
5年近く参加して、様々なところで様々なお話を聞かせていただいて、初めてあぁ!と分かることもたくさんあります。
そしてまだまだ学びが足りないなあと思い知らされた気持ちになりました。
それが明日からの指導のモチベーションになっています。
追いつかない背中がある、と言うのは本当に有難いです。
自分が今指導している選手達もお世話になっていますが、指導されている現場を見るとどんどん良くなる選手達を見れて、毎回自分の実力不足で結構凹んでます(笑)。
この秋からはアーネストもガラッと変える予定です。
クラス編成やアカデミーとしての方向性も色々と考えています。
その中で指導の軸となる「絶対基礎」は崩さずに進みたいと思います!
小浦先生のブログ