Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

更に上へ!について

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最近あるコーチと話していて、言われてからそれっておかしいんじゃない?と思った事を。

選手が上のカテゴリーやステージに上がる時は、何をもって上がろう!とするのだろうか??
例えばITFの試合に出て、世界のジュニアと戦いたい!とする。
例えば全日本ジュニアに出て、日本のトップLevelになりたい!でもいい。

じゃあ、いつからそのチャレンジを始めるのか?と言う事。

言われたのは「全国にある程度定期的に出れてから、ITFに挑戦させる」。

で、いつなんですか?と。

実際は、ITFに挑戦させる事を目標とする練習をしてないんです。全国に定期的に出れる練習をしてるんです。フィジカルもテクニックも。

それで本人の満足する、コーチが挑戦させたいチャレンジが出来るんですか?と。


全国に対してもそう。
先ずは地域大会をBest4に入って…云々。

んじゃ、Best4に入って全国出たら?出るだけ?
そういうメンタルが選手にも染み付いている。

以前にも書いたが、特に子供は逆算出来る子が少ない。夏休みの宿題は8/31か9月に入ってやる。
だから、コーチ側がチャレンジさせたいLevelに対しての逆算をしていかないと、選手からは動く事はまずない。

「試合に勝てるようになってから、試合には出る」とかと同じLevel。
「英単語も英文法もヒアリングも完璧に出来てから、海外に行く」と言う意見にしか聞こえない。
それっていつなの??

正確にいつから!とかはなくても、ある程度でチャレンジさせて経験させる。
それが本人のモチベーションになって更に上を意識しだす。

コーチが選手のハートに火を付けないと!
燃え上がってるだけのハートを消しにかかってどうする??と思ってしまった。
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でも、こういう話は実はちょくちょく聞きます。選手の可能性を、サポーターが刈り取る事は無いようにして欲しい。
自戒の意味もこめて。