Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

試合の中のラリーについて

アーネストでは、ラリー練習をしている時にも当たり前ですが必ず課題を決めて行います。

 

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ただ打ち合うと言うのは出来るだけしないようにしています。

そうする事が試合中のラリーでも一つのショットに意味を持たせる意識を養って欲しいと言う目的があるからです。

 

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その中でも特に言うのが、相手のボールが甘いのが来て攻撃的に打つ時に、「打った」のか?「狙った」のか?と言うのは選手本人に必ず聞きます。

もちろん狙わないといけません。ただ狙う事だけを考え過ぎてショットクオリティが下がってもいけません。

 

狙って打つ事ができるか?

 

練習だと狙わなくても力がある選手なら打つ事だけでポイントが取れます。

しかし試合だと必ず思い通りにポイントがとれる展開ばかりではありません。

ちょっと自分に流れがなくて我慢しなければいけない局面の時に、すぐ崩れてしまうようだとその後に挽回できるチャンスがあっても逃してしまいます。

 

狙う事を練習で軽くやっていると、特にポイントを終わらせる局面で遊んでしまう選手は、やはり競り合いに弱いと思います。

 

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同じくポイントを決める局面だけではなく、オフェンスでもディフェンスでもない局面のニュートラルラリーでも同様です。

自分の50〜60%くらいのスピードのラリーをしっかり深く打つ事ができるか?

 

ゆっくり打つのと軽く打つのとは違います。

 

しっかり打つんですがゆっくり振れるか?身体にちゃんと力感があるスイングをゆっくり出来るか?それを維持できるか?ゆっくりのスイングで深く打てるか?

 

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そしてどんなポイントの局面でちゃんと攻める気持ちを持ってゆっくり深く打ちこめるか?をこの1ヶ月は口を酸っぱくして話しています。

 

今までは甘いボールが来たらすぐネットへ!と話していましたが、今回は甘いボールを作るまでの考え方をしっかりして欲しいと思います。

 

そうした時に練習で最も重要だと思うのは、第1球目から集中して意味や課題を持たせて打つと言う事だと思います。

実際出来ない選手は、試合でも1本目のミスを簡単にしてしまいます。

 

選手達は練習の時に本当に簡単に第1球目を扱ってしまいます。

そこを先ずは無くしていく事が、試合中のラリーの上達につながるのではないか?と思います。

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