Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

足のスピードについて

ストロークを打つ時に、キネティックチェーン(運動連鎖)の事をよく聞きます。

先日あるジュニアを見て思ったのですが、キネティックチェーンのスピードも見ないとダメだなと思いました。
形だけは出来ているけど、実際はチェーンになっていないのです。

ストロークの時の足の動きってありますよね?
股関節、膝関節、足首(アキレス腱)がパワーを発揮する場面。
そして、実際のラケットが移動するスピード。

この二つのスピードが合っていないジュニアが多かったんです。
ラケットのスピードが速いけど、不安定な確率であったり、ボールのスピードが速いけど音が良くなくてしっかり潰せてなかったり、と言った子は、手のスピードだけが速くて、足のスピードが遅いと感じました。

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実際は厳密に言うと、足のスピードの方が少しだけ速いのかもしれません。
そのスピードを筋力だけで得ることは出来ませんね。

関節の角度や柔軟性を備えた上で、プライオメトリクストレーニングが必要だと思います。

もちろんそのスピードを上げた動きにぶれない体幹が必要なのは言うまでもありません。
最近流行りの?ファンクショナルトレーニングは、このへんを突ついてくれるので読んでて楽しいですね。

  1. 体幹の固定
  2. 固定した関節と動かす関節の分離と協同
  3. 2の動きのスピードUP

これらをしっかり鍛えると、ストロークやサービスがどう変わるのかを、今のジュニアの変化を題材に楽しみたいと思います(笑)。

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