Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

ボレー

「脱力」と「リラックス」について

つい先日にある生徒さんからの質問がありましたので、それを。 「力を抜け、脱力しろ。」と言われていて、それが上手くいかないとの事でした。 脱力?? 個人的には脱力と言うのは、全く力の抜けた状態で緊張感がないものだと思っています。 そして今回で言…

足を着くと言う事。

アーネストで指導する時によく話す話として、「歩く時に人間はどこから動くか?」と言うものがあります。 例えば右足を前に出す時なら、まず動くのは左肩からです。 これはテニスの動作もほぼ同じで、右利きのフォアハンドなら、準備は左肩が動く事から始ま…

呼吸について

ある記事を読んで、気になったのでシェアを。 呼吸と一言で言っても呼息と吸息で使う筋肉が違う、と言う記事でした。 「腹から声を出す」と言われますが、腹には肺がありません。 呼吸に使う筋肉を使うわけです。 見てわかる通り、吸う筋肉は上に多く、吐く…

眼の使い方について

タイトルの通りの眼の使い方なんですが、メンタルにも関わる部分なので、一回のブログでは書ききれないです。 まだまだ僕も勉強中で、少しずつレッスンでも使っていっている内容です。 先ずは簡単なのから。 単純に打つ時に前を向いているか? と言うもので…

小浦塾SummerCamp2016④

DAY6 長いようで短かった小浦塾も今日で終わり。 また新たな気づきをたくさん得られたキャンプでした。 個人的には今までバラバラに覚えていた事が、空手のトレーニングによってかなりつながりました。 素晴らしいトレーニングをしていただいた土居龍慎トレ…

小浦塾SummerCamp2016③

DAY5 午前中は基本的にストレッチか空手のトレーニング。 だんだん様になっていく感じが面白いのと、ここら辺から興味を持って取り組む子とそうで無い子の差が出てくる。 動きの正確さやスピードはかなり上がってるとハッキリ分かるし、これをオンコートで表…

小浦塾Summer Camp 2016 ②

連日宮崎にて、暑い!熱い!指導が続いています。 確かに子供達の為のキャンプなんですが、小浦先生の実地指導を受けさせていただいてる感覚です。 DAY 3 午前中はストレッチからスタート。 身体の何処が固くて、実際のパフォーマンスに影響しているか?がハ…

反応を速くするためについて

オーストラリアンオープンが終わりました。ジョコビッチ強いですね。一時期のフェデラーの様な無敵加減が出てきましたね。それにつられて男子テニスのレベルもドンドン上がっていくんでしょうね。これからは本当のアスリートでなければ、相手にもならない世…

動き出しについて

テニスでボールを打つ時には、正しいポジションに正しいタイミングで正しいリズムで、しかも正しいバランスで打たないといけません。ラケットの面が10°ズレるだけでも、ベースラインからベースラインに打てば、6〜7mもの誤差が出てしまいます。その為には「…

手首足首の腱について

今回の小浦塾で小浦先生が何度も話しておられたのが、「ラケットスイングではなく、アームスイングをしなければならないのに、最近のラケットが飛ぶから出来ていない子が多い」と言った内容でした。腕と足というのは、元々は四つ足の動物たったわけですから…

スタンスの広さについて

これは何度も小浦塾で聞いた話ですが、今回選手クラスでも取り組んでいるので、シェアしたいと思います。スタンスの広さの重要性は、あげていけばキリがないほどあります。よく言われるのがバランスを崩さない為です。バランスが取れた状態と言うのは、膝と…

フットワークの流れについて

テニスの能力として、ゲームの流れを読む感覚や配球のセンス、ハードヒットのタッチなど「その子の先天的なタレント」によるものではないか?と言う能力はあると思いますし、それが選手の個性につながっているとも思います。しかしそうではない後天的に身に…

スポーツビジョン勉強中!

前回に引き続き、勉強してます。まだまだ読み始めたばかりですが、スポーツビジョンの素晴らしく、そして恐ろしい話がたくさんあります。興味深く読んでいます。ただ目の働きを良くして、スポーツに生かすという観点だけではありません。人間の得られる情報…

目のコントロールについて

はい、更新が週一になって来ました(笑)。以前は3日毎だったのに…。頑張ります。目のコントロールは、ずーっと考えてます。テニスでは「ボール・コート・相手」の3つを見ます。もちろん最優先はボールですが、ボールの向こうに相手やコートを見れないと無…

お腹を固める

リラックスという事 - teamnorth2002のブログでも書きましたが、もう少し同じ内容を。打つ前には軸足を中心にしっかりと地面を踏ん張り、力をローディング(ためる)します。地面からもらえるパワーを感じ、股関節・膝・アキレス腱の三箇所を使って爆発的にパ…

リラックスという事

「もっとリラックスして!」と良くレッスンで聞きます。力んでガチガチに肩の上がった、初級レベルのプレイヤーには、必要なアドバイスです。ただ、本当にリラックスつまり脱力だけで良いのでしょうか??打つ前はどちらかと言うと身体に力が漲っている状態…

ボレーの球出し

やり続けたらボレーのフットワークが良くなる練習として、僕はよく回り込みのフットワークでのボレーをやります。ストロークでもやりますが、ボレーの場合はボディに来た球の処理として。手順としては、センターラインに立ってもらって、真っ正面からボディ…

お約束パターンについて その2

今週はお約束パターンその2をレッスンでやっています。具体的にはネットプレイの練習です。基本的にオープンコートへ打つのですが、大雑把に自分がフォアサイドにアプローチを打ったとして、「フォアの高い所に来た場合はここへ打つ」と言うのを決め打ちしま…

お約束のパターンを作る

ここの所イベント続きでバタバタです。ジュニア育成クラス対象の1DAY合宿を行っていまして、朝からそれこそ晩までほぼぶっ通しで働いてます。久しぶりです(笑)。「身体を使って打つ」と言う大変重要で漠然とした(笑)テーマを知らないうちにつけられてい…

走る為のトレーニングについて

少しブログ更新が滞りました。すいません。最近2冊の本を(また)買いました。一冊は侍ハードラーと呼ばれた元オリンピック選手の為末大選手の子供がかけっこを速くなる為のトレーニング本。もう一冊はサッカーの岡崎選手などを指導しているトレーナーの、姿勢…

ネットプレイについて

レッスンでは、ネットプレイとボレーとを同義語として使っていません。実際の試合ではボレーの技術は多少拙くても、ネットプレイとしてレベルが高ければ充分通用します。ネットプレイ自体はポジショニングであったりネットへの詰めであったりスマッシュとの…

片足のバランスについて

前回ストロークのリズムについて書きましたが、そのリズムと関連するのが片足のバランスでの動きです。太ももの前の筋肉のストレッチで片足で立つと、フラフラする人がいますよね?アレをバランス良く立とうと思ったら、身体の軸の真下に立つ方の足を置けば…

身体の感覚について

指導してる時に、すぐに身体感覚として理解する選手と、少し手間をかけて(例えば映像で見せたり、ドリルを組んでみたり)しないと理解出来ないジュニアがいます。自分の身体がどう動いているのか?と言うのは、意外と分かっているようで分かっていないもので…

止めることの重要性

レッスンをしていて非常に感じるのが、動かす事ばかりに注目しすぎな内容が多いな、と言うことです。確かにパワーやスピードを求める方が特に男性には多く、その為の「力の出し方」みたいなのに凄く興味があるのは分かります。でも、僕的には(特にボレーは)…

テニスコートの絵

昨日のレッスンでもやったのですが、ジュニア達に深いボールを打つ練習をする時に、コートの絵を書いてもらってます。正確にシングルスコートを書いてみて!と。で、実際出てくるコートはほとんどが長方形のコートです。ジュニアによっては正方形を書く子も…

プレイ中の呼吸について

ファンクショナルトレーニングでも、スタビリティ(固定)する筋肉とモビリティ(動かす)筋肉の協同と分離が言われていますが、実際のプレイの中で意識しながらは中々難しい。しかもジュニアに伝えるとなると更に難しい。トレーニングを通じて実感してくれるの…

レッスンのネタ③

更にこの企画で押します(笑)。ボレーを初中級クラスなどに教える時のネタです。先ずはボール付きをしてもらいます。目的は「ラケットの扱い云々」ではなく、当たった後のラケットの動きを観察してもらうためです。ボール付きは結局ボールの弾みやストリン…

ランニング動作とテニスの動作

日本人のランナーと外国人のトップランナーとの違いとして、着地の足の着き方が違うらしい。日本人は身体の重心に対して前に着こうとするから、踵から着地する。対して外国人のトップランナーは重心の真下に着こうとするから、足裏全部でフラットに着地する…

体重移動について。

最近は「体重移動」について疑問を感じています。果たして体重移動なるものが、本当にテニスにおいて必要なのか??もちろん程度によるとは思いますが、少し意識しすぎなのでは??と思うことが多いですね。体重移動が無いとは言わないですが、股関節や体幹…

身体感覚について。

身体をどう動かしているか?を感覚として理解出来ること。つまり身体感覚が良い事というのは、どのスポーツをやるにしても非常に重要です。例えば、両腕を水平になるように上げて、「右が手の平が上、左が下」と言っても出来ない子供は結構な割合でいます。…