身体の感覚について

指導してる時に、すぐに身体感覚として理解する選手と、少し手間をかけて(例えば映像で見せたり、ドリルを組んでみたり)しないと理解出来ないジュニアがいます。

自分の身体がどう動いているのか？と言うのは、意外と分かっているようで分かっていないものです。

サービスの時にテイクバック時にラケット面がどちらを向いているか？だけでも分かっている人は少ないと思います。

特に感じるのがボレーの時ですね。

単純にインパクト直前の面がどちらを向いているか？と言うのは本人には分かっていないのではないでしょうか？？

これと同じように、ストロークやサービスにおいても自分が打っている姿を俯瞰で見れる事が簡単に出来れば、身体感覚と実際の動きの差を埋められるのになぁ、と常々思います。

ゲーム内容に関しても、本人が言っているのと実際は全く違う事も多く、本人がやっているつもりでもやっていない事を教える事の方が多いですね。

言っている事は間違ってはいないけど、自分がやっていないことに気づけていない。

この差を埋めていくのは、手間はかかりますが非常に重要ですし、それは神経系の発達する時期の子供にこそやらなければいけないと思います。

小浦先生も良くおっしゃる「忘れ物をしてはいけない」と言うのは、毎日のレッスンで心にとめなければいけないなぁ、と思います。