体重移動について。
最近は「体重移動」について疑問を感じています。
果たして体重移動なるものが、本当にテニスにおいて必要なのか??
もちろん程度によるとは思いますが、少し意識しすぎなのでは??と思うことが多いですね。
体重移動が無いとは言わないですが、股関節や体幹などを使えば勝手に体重移動になってしまうんじゃないか?と思っています。
体重移動をしたら身体が使えるのではなく逆ではないか??
なんだか必要十分条件の問題みたいですが、体重移動を意識したからといって必ずしも股関節が使えているとは限らないですが、正しい股関節の使い方を考えれば体重移動は必ず出てくる。
だったら教える時にどちらが先か?と考えると…
と思ったわけです(笑)。
「体重移動を行って、ボールに体重が乗る」というのも非常に感覚的なものですし、特にジュニアにはそういったイメージは重要かもしれません。
しかし再三このブログで書いているように、教える側がそれに疑問も持たずに指導しているのとは別だと思います。
運動連鎖(キネティック・チェーン)に関しても、色々な概念があります。
一つ一つを疑って、この選手には何が合うのか?をずーっと悩み続ける事が必要だと思います。
コーチにとっては、それが楽しくて苦しい悩みなのではないでしょうか??(笑)