Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

メンタル

シングルスの配球練習について

つい先日全国選抜ジュニア大分予選が行われました。しばらく試合を見に行けていなかったので、久しぶりにゆっくりとジュニアの試合を見ました。少し気がついた事を忘備録として。先ず一つは、「果たしてこの子達は、本当に打ちたいところに打っているのだろ…

池谷裕二さんについて

脳科学の本をちょいちょい読み漁っています。元々は、池谷裕二さんに興味があり、糸井重里さんとの共著である「海馬」という本を読んだのがキッカケです。「勝負脳」「スポーツ脳」などのタイトルを見れば、ポチってました(笑)。 海馬―脳は疲れない (新潮…

ストロングポイントを作ること

レベルを問わず、強い武器があることは「上手い」ではなく「強い」プレーヤーには大事なことです。もちろん一つよりも二つ、二つよりも三つあればいい。ただその数が少なくても、組み合わせやパターンの作り方で、多数の武器を持つことと同じになる。自分の…

積み重ねる、と言うこと

先日受講した金子英樹プロのalloutで、印象に残っている言葉を一つ。テニスの練習とは農作業と同じである。蒔いた種しか芽がでない。1日で変化は分からないが、コツコツと積み重ねる事で、芽が出て花が咲いて実がなる。以前知ったゴルフのビジョン54でもコー…

夏の大会スタート!

いよいよ全日本ジュニア2014がスタートしました。教え子も何人かありがたい事に出場してます。大阪時代の教え子も単複で出場しているらしく、頼もしい限りです。全日本ジュニアは3セットマッチです。真夏のハードコートの上を一週間勝ち切るためのフィジカル…

メンタルトレーニングについて

スポーツの上達には「心・技・体」が必要と言われます。では、その各要素それぞれに専門家がついているのでしょうか??残念ながらテクニックを教える人(いわゆるコーチ)や、フィジカルを教える人(いわゆるトレーナー)はいます。しかしジュニアの世界でメン…

水泳ジャパンカップを見て。

平井コーチのブログをシェアします。どのスポーツでも、キチンと気が使えて周りが見えている選手が伸びて行くと思います。結果を残す選手の3つのポイント - Hirai’s eye | Hirai Racing Team|平井レーシングチーム - 平井伯昌

雑記:普段の生活について

メンタル的にも「感謝の気持ちを持つ」と言うのは、ストレス対策に有効なのだそうです。試合前のプレッシャーがかかった状態の時に、そのステージまで来る為に自分の競技に協力してくれた方々に感謝する。保護者の方々、コーチやトレーナーはもちろん練習相…

上手くなる要素とは?

テニスは他のスポーツと比べても覚える技術が多いと言われます。それだけに長く楽しめるスポーツでもありますし、技術によって体力のカバーが出来たり、メンタルによって技術のレベルかわ変わったりしますので、一概にテニスを上手くする、上手くなると言っ…

好き嫌いについて

以前、あるプロ選手を育てたお父さんの話を読んだ時に、凄く印象に残ったことがあります。食べる物の好き嫌いはさせない。食べ物の好き嫌いは練習の好き嫌いにつながる。そして、練習の好き嫌いは対戦相手の好き嫌いにつながる。今現在指導しているジュニア…

タフさについて

錦織圭選手が決勝でリタイアという形で負けました。ファーストをナダル相手に取って、チャンスがあっただけに残念です。テニスと言うスポーツは、ミドルパワーの動きを瞬間的に、しかも継続してやらねばなりません。気持ちも身体もタフではないと勝ち続けら…

僕のこだわりについて

大人やジュニアに限らず、僕のレッスンでのこだわりは基本を大切にすることです。こわれはテニスはもちろんなんですが、他の事を学んだ時にもほとんど同じ様な話が出てきます。そもそもテニスの基本って何?と聞かれると、それこそ本が一冊書ける位の議論が…

プレイ中の呼吸について

ファンクショナルトレーニングでも、スタビリティ(固定)する筋肉とモビリティ(動かす)筋肉の協同と分離が言われていますが、実際のプレイの中で意識しながらは中々難しい。しかもジュニアに伝えるとなると更に難しい。トレーニングを通じて実感してくれるの…

ビジョン54を読んで印象に残ったこと。

ビジョン54を読了しました。最後のコーチとは?の章が良かったので、自分自身の忘備録を兼ねてシェアしたいと思います。少し長いですが(笑)。それは「ガーデンメタファー」と呼ばれる考え方です。ガーデンメタファーとは、選手は庭に咲く花。早咲きもあれ…

試合中のミスについて

試合前になると、特にジュニアに限らずかなりナーバスになる選手がいます。自分のミスを気にし過ぎて、練習すればするほど不機嫌になり、「こんなんで試合出ても意味ない」とか言いだす。実は今見てるジュニアもこう言う子が多く、ゲームが進んで後半になれ…

コントロールについて

最近良く野球の解説番組を目にすることが多いんですが、その中でキャッチボールについての番組がありました。キャッチボールを、どの距離から始めるのか?という問題です。正解は何球か投げてみて、キチンとコントロール出来る距離から、でした。別の番組で…

テニスのゲームでの体力について

逆をつかれたり、走らされたりする中で、いったい何球なら自分でバランスとって打てるのか?これを考えると今の自分の実力が分かりますよね。今日のジュニアレッスンで、12歳以下と14歳以下1年目の選手に、「ゆっくりの球出しの振り回しだけど何球自分のバラ…

VISION54について

先日テレビで見て凄く興味を持ったので、早速本を購入しました。GOLF54ビジョン (ゴルフダイジェストの本):Amazon.co.jp:本宮里藍やA・ソレンスタムなどを指導した、メンタルコーチのピア・ニールソンの著書です。その中でも印象に残った話を一つ。人間を木に例える…

レッスンをして思うこと。

必ず!とは言えないですが、コーチ側から見ててレッスンを受けて上達の早い遅いはあります。上達しない人はいないんですが、そのスピードの事ですよね。早い人に多いのは、言われたアドバイスを取り入れてすぐにその場で素振りする人ですね。基本的に僕はク…

レッスンのネタ②

誰が楽しいのか分からない企画ですが(笑)、僕のレッスンのネタをもう一つ。本当に簡単で誰でも知っている事ですが、出来ていない事を意識してもらって練習するだけでも、かなり違います。例えば、準備。「テイクバックで横を向く事」だけをとって見ても、…

気づきについて

同じ練習をしていても、技術習得に差が出るのは何故でしょうか?もちろん神経系の教育が進んでいるかどうか?や体格や経験などもあると思います。ただ、実際のレッスンの現場で痛感するのは、「本番(試合)の事を考えて取り組んでいるかどうか?」だと思いま…

テニスへの興味について。

先日選手クラスの小学四年生を教えていて、驚く事がありました。もう次は五年生に上がろうかというジュニアで、試合もたくさん出ていて、一人は九州レベルなのですが…テニスへの興味がほとんどないのです。自分のテニスへの興味はあります。ではなくて、プロ…

レッスンでチャレンジしたいなと思う事

なかなか時間内でやることが出来ませんが、チャレンジしたいなと思う事があります。それは小浦塾でも同じ事が出てきました。全力で出来る回数を選手が決める。失敗したら終了。と言う二つです。簡単そうですが、実際これをやるとなるとかなり球数が減る可能…

バリエーションから考えること。

ショットのバリエーションは無数にあります。クロスのコースだけ一つとっても、ショートクロスミドルクロスロングクロスと三つありますし、それに高さや回転やスピードを合わせれば、かなりの数になります。練習の時にいったいどれだけのバリエーションを使…

選手の練習について。

年末の小浦塾では、レッスン中以外にも小浦先生とたくさん話すことが出来ました。そんなプライベートな話の中でも、たくさん勉強になる先生の経験談が散りばめられていました。ホントに宝の山(笑)。一緒に参加した友人が、凄く僕が好きそうな話を聞いたの…

オープンコートについて

今、トップのチームに行っているのは、オープンコート狙いです。全国選抜九州予選を前にして、というわけではなく、先日の大会の内容を聞いて、しばらくは徹底的にやろうかな?と思ってます。クロス→クロスのパターンとストレート→ストレートのパターンを、…

サービスの集中力

サービスを打つというのは、他のストロークと比べて独特の集中力が必要です。もう既に動いている状態ではなく、静止した状態から自分でリズムを作り打たなければなりません。例えるなら、書道です。真っ白の半紙にまず最初に墨をタップリ付けた筆を降ろす時…

好きな記事その1

僕の大好きな文章を書く人に、古賀洋吉さんという方がいます。もう、めちゃくちゃ好きな文章を書く方で、いつもブログやTweetを見て励まされたり気づかされたりしています。「古賀さんのブログ」http://yokichi.com/本人に許可とってないんですが、こんな僕…

ジュニアの子のポイントの考え方について

前回に身体のスピードとボールのスピードのバランスが大事、という話を書きました。身体のスピードは本人が分からないので、コーチが注意深く観察することは凄く大切だと思います。それとともに最近はポイントの取り方についても話をたくさんしています。ジ…

身体のスピードとボールのスピード

前回にスタンスによって移動が早くなった、と書きました。特に14歳以下位から身体がある程度できてくると、自分の打つボールがスピードが出てくるのが本人でも分かります。速いボールはカッコイイし、一発でポイントを取れることが多くなります。また、テニ…