Earnest Tennis Academyのブログ

大分県のジュニア選手対象のテニスアカデミー!

2014-01-01から1年間の記事一覧

メンタルトレーニングについて

スポーツの上達には「心・技・体」が必要と言われます。では、その各要素それぞれに専門家がついているのでしょうか??残念ながらテクニックを教える人(いわゆるコーチ)や、フィジカルを教える人(いわゆるトレーナー)はいます。しかしジュニアの世界でメン…

ネットプレイについて

レッスンでは、ネットプレイとボレーとを同義語として使っていません。実際の試合ではボレーの技術は多少拙くても、ネットプレイとしてレベルが高ければ充分通用します。ネットプレイ自体はポジショニングであったりネットへの詰めであったりスマッシュとの…

水泳ジャパンカップを見て。

平井コーチのブログをシェアします。どのスポーツでも、キチンと気が使えて周りが見えている選手が伸びて行くと思います。結果を残す選手の3つのポイント - Hirai’s eye | Hirai Racing Team|平井レーシングチーム - 平井伯昌

目のトレーニング

目のトレーニングを兼ねて、練習の最初に1〜7の番号を大きく書いたボールでラリーをしてもらっています。ラリーしながらその番号を見る、と言うものです。ワンバウンドすればボールに摩擦でトップスピンがかかって見えない事や、自分のボールの回転量が分か…

引き続き

片足のバランスとリズムをジュニアに伝えています。バランスが良ければラケットの出し方も増えてくるし、リズムが良ければナチュラルなスピードも出てくる。呼吸も整えやすいので、体力的にもアップする。そして、片足から片足へのバランスを動かすタイミン…

片足のバランスについて

前回ストロークのリズムについて書きましたが、そのリズムと関連するのが片足のバランスでの動きです。太ももの前の筋肉のストレッチで片足で立つと、フラフラする人がいますよね?アレをバランス良く立とうと思ったら、身体の軸の真下に立つ方の足を置けば…

ストロークのリズムについて

ラリー練習をしていると、やたらバテるのが早いジュニアがいます。色んな理由があると思いますが、一つ考えられるのはリズムが良くない状態でラリーをしているのではないか?と言う事です。どれだけ綺麗なフォームを持っていてもリズムがないショットはどこ…

目使いについて

首の後ろには光を感じる神経があります。なので、力んで肩が上がったり、打点遅れて首が反ってしまったりして、首が縮む人はしっかりとボールを見れないんだそうです。上から見る感じと下から覗く感じと、二つの方法で何か物を見ると、上目遣いに下から見て…

身体の感覚について

指導してる時に、すぐに身体感覚として理解する選手と、少し手間をかけて(例えば映像で見せたり、ドリルを組んでみたり)しないと理解出来ないジュニアがいます。自分の身体がどう動いているのか?と言うのは、意外と分かっているようで分かっていないもので…

止めることの重要性

レッスンをしていて非常に感じるのが、動かす事ばかりに注目しすぎな内容が多いな、と言うことです。確かにパワーやスピードを求める方が特に男性には多く、その為の「力の出し方」みたいなのに凄く興味があるのは分かります。でも、僕的には(特にボレーは)…

フットワークについて

先日あるコーチと話していて、思った事を。フットワークについて話していたのですが、以前のクラブでは基本的にセミオープンスタンスで、全てのボールを踏み込んで打つ指導方針でした。クロスのディフェンスだけオープンスタンス利用可能みたいな(笑)。片…

雑記:普段の生活について

メンタル的にも「感謝の気持ちを持つ」と言うのは、ストレス対策に有効なのだそうです。試合前のプレッシャーがかかった状態の時に、そのステージまで来る為に自分の競技に協力してくれた方々に感謝する。保護者の方々、コーチやトレーナーはもちろん練習相…

雑記:トレーニングについて

自分の為のテニスの練習は、今は一切していません。余り試合にも出る気はしないし、テニスをするより育てる方が楽しい。でも、トレーニングは出来るだけ続けようと思っています。今はレベル低くても、歳とともにレベルアップ出来るようにしたいな、と思って…

上手くなる要素とは?

テニスは他のスポーツと比べても覚える技術が多いと言われます。それだけに長く楽しめるスポーツでもありますし、技術によって体力のカバーが出来たり、メンタルによって技術のレベルかわ変わったりしますので、一概にテニスを上手くする、上手くなると言っ…

雑記

このブログを始めるようになったキッカケは、普段よく読んでいる「カジケンブログ」の記事に刺激されたからです。http://kajikenblog.com/?p=3553特にこの記事は大好きですね。蓄積されたものと言うのの有無は大きいです。実際に僕自身もテニスを始めるよう…

好き嫌いについて

以前、あるプロ選手を育てたお父さんの話を読んだ時に、凄く印象に残ったことがあります。食べる物の好き嫌いはさせない。食べ物の好き嫌いは練習の好き嫌いにつながる。そして、練習の好き嫌いは対戦相手の好き嫌いにつながる。今現在指導しているジュニア…

打点について

実際ラリーをしている時に、振り急ぎと振り遅れとどちらが多いですか??圧倒的に振り遅れが多いと思います。では、練習の時に振り遅れを少なくするために、どんな練習をしていますか?テイクバックを早くする。ポジションに早く入る。テイクバックをコンパ…

タフさについて

錦織圭選手が決勝でリタイアという形で負けました。ファーストをナダル相手に取って、チャンスがあっただけに残念です。テニスと言うスポーツは、ミドルパワーの動きを瞬間的に、しかも継続してやらねばなりません。気持ちも身体もタフではないと勝ち続けら…

福岡国際女子トーナメントを見て思ったこと。

福岡国際女子トーナメントで日本人選手三人の試合を見ました。少し気になった事を忘備録として。外国人の場合は身長もあると思うのですが、サービスをかなり強く打っていました。3セットの中でも最後まで打ち切れる感じがしました。台湾の選手も身長はそんな…

ディフェンスについて

今日からジュニアのレッスンでは、ディフェンス練習をメインに行います。オフェンスとシッカリ差をつけることによって、メリハリの効いたプレイを目指して欲しい。ただ注意点としては、「攻撃的なディフェンス」と「守備的なディフェンス」があると言うこと…

身体操作について

最近再び古武術熱が再発してます。何冊か持っている本を読み返したりして、テニスにつながる気づきを探してます。古武術に限らず、身体操作法と言われるモノの本は、直ぐに購入して目を通してます。アレクサンダーテクニークロルフィングクライスメソッド体…

パワーポジションについて

ここ2週間程はレッスンの最初のアップで、パワーポジションの指導とランジのトレーニングをやってます。2週間ずーっとジュニアと一緒にデモでランジジャンプとかやってたので、現状太ももがえらいことになってます(笑)。ジュニア達にやってもらっていて、…

グリップについて

グリップと言ってもイースタンとかの話ではありません。当たる手応えを感じるべきグリップの話です。最近のラケットはクッショングリップが多く、その上にオーバーグリップを巻くとかなり柔らかくなります。個人的にはコレが大嫌いです(笑)。何だか手の中…

僕のこだわりについて

大人やジュニアに限らず、僕のレッスンでのこだわりは基本を大切にすることです。こわれはテニスはもちろんなんですが、他の事を学んだ時にもほとんど同じ様な話が出てきます。そもそもテニスの基本って何?と聞かれると、それこそ本が一冊書ける位の議論が…

「肩を入れる」という誤解

最近のジュニア達のフォームで気になるのが、「肩を入れる」と言うのを誤解しているのではないか?と言うことです。ジュニア達のは「肩を入れる」と言うより、ただ腕を横(酷い時には後ろに!)出しているだけです。僕がやって欲しいのは、イチロー選手がよく…

回り込みについて

僕のレッスンでは、ストロークの練習として回り込みのドリルをやることが、非常に多いです。回り込みにはフットワークのみならず、他にも色々なストロークに必要な動きが入っており、非常に重要な練習だと思っています。レベル関係なく、フットワーク練習と…

テニスコートの絵

昨日のレッスンでもやったのですが、ジュニア達に深いボールを打つ練習をする時に、コートの絵を書いてもらってます。正確にシングルスコートを書いてみて!と。で、実際出てくるコートはほとんどが長方形のコートです。ジュニアによっては正方形を書く子も…

足の裏の感覚

レッスンで使ってるネタです(笑)。人が押し合いをする時に、踵を上げた状態で押し合いをするのと、爪先を上げた状態で押し合いをするのはどちらが強いか?答えは爪先を上げて踵で地面を押すのが、一番強いです。人間が歩く時も、踵から爪先へです。もちろ…

プレイ中の呼吸について

ファンクショナルトレーニングでも、スタビリティ(固定)する筋肉とモビリティ(動かす)筋肉の協同と分離が言われていますが、実際のプレイの中で意識しながらは中々難しい。しかもジュニアに伝えるとなると更に難しい。トレーニングを通じて実感してくれるの…

ビジョン54を読んで印象に残ったこと。

ビジョン54を読了しました。最後のコーチとは?の章が良かったので、自分自身の忘備録を兼ねてシェアしたいと思います。少し長いですが(笑)。それは「ガーデンメタファー」と呼ばれる考え方です。ガーデンメタファーとは、選手は庭に咲く花。早咲きもあれ…